見出し画像

人には人のカゼ対策

どうしても年に数回、カゼの症状がでます。なのですが少なくともこの15年くらいは一度も病院に行くことなく、自力でどうにか治しています。そこで私のカゼとの向き合い方、予防法、早めの治し方をまとめておきます。どれくらい他の方の参考になるのかはよくわかりません。

インフルエンザもコロナも基本同じです。インフルエンザは10年はかかっていませんが同じ方法でやっつけました。もちろんですがそれは基本的な体力や免疫力が維持できているときという前提条件付きです。

まず大事なことは初動です。できるだけ早い段階で、カゼに気がつくことです。これは人によって違うと思います。わたしの場合は必ず左の鼻の奥がムズムズしてきて、ちょっと痛くなります。半日ほどで終わることもありますが、鼻水が止まらなくなり、やがてはくしゃみを連発するようになります。

歳を重ねると自分の身体との向き合いも長くなるので、経験値が上がります。こうなるとこうなる、というのが蓄積していきます。これは生成AIが膨大な量のデータをLLMの頼みの綱にしているのと同じですが、自分のデータしか無いけど人間の脳が賢いので、たった1人の60年くらいの個人データでもどうにかしてしまうのです。

話を戻します。

さて、こうなってくるとかなりの確率でカゼの症状に突入です。このタイミングでやることは、お腹いっぱい食べて熱い風呂に入ります。熱があっても構わず入ります。さらにこのときに、私の場合は首の後ろ、肩甲骨の付け根あたりにある「風門」と言うツボの辺りに、耐えられる限界の熱いシャワーを5分以上当てます。これはかなり効果があります。

これだけではありません。次にアセトアミノフェンを1,000mg投入します。私はアメリカで買ってくる鎮痛解熱剤タイレノールの一番強いのが常備してあります。アメリカでは1錠500mgのものが普通にドラッグストアで売られています。これを一度に2錠飲みます。大人は2錠に飲むように指定されているからです。6時間おきだっけかな、24時間で6錠までだったかな。裏に書いてあったはずです。

日本ではタイレノールやカロナールがアセトアミノフェンですが、1錠あたりの容量が300mgのものが多いです。つまり弱いのです。でも成分は同じなので、日本のものでも用量を超えて1,000mg飲めば同じことだと思います。もちろんですが自己責任です。アセトアミノフェンは鎮痛解熱薬で、バファリンやセデスなども同じ成分です。

こうして熱い風呂に入り、アセトアミノフェンをキメたら、すぐに布団をかぶって寝ます。真夏でもです。本当にカゼをひいているのであれば、ここでかなり大量の汗をかきます。38度を超えているような時は、2時間位で汗でぐしょぐしょになった寝間着を着替えます。

これを3回も繰り返せば、一晩で熱が下がってしまいます。わたしの場合はベースが健康である限り、発熱によって代謝を上げることでウイルスや細菌類との戦いに早く勝てているんだと思います。

コロナに関しては私は誰よりもはやく、2020年の2月頃に感染していた「らしい」のです。この時は数日間にわたって今までに経験のない不快感と38度の熱が出て、あと1日このままだったら病院に行こうと思っていたところで治ってしまいました。このときも上記と同じことをやっていました。

なぜこれがコロナだとわかったかと言うと、そこから1年くらいして人間ドックのついでに抗体検査を受けたところ、ワクチン接種によって獲得したものではない抗体を持っていたことがわかったからです。だとすればこの時のはコロナ感染だったんだろうと考えるのが自然だと思っています。

まだダイヤモンドプリンセス号で感染が広がっているような時の話で、あの時は自分か感染しているとは1ミリも思っていませんし、感染していたとしてもその辺の病院では検査すらできなかったと思います。その少し前にアメリカラスベガスのCESというテック系イベントに参加して感染したんだろうと思っています。なんと言っても2020年の冬ですから。

その後たまたま来ていた娘や家内などが続々と感染していますが、思いっきり濃厚接触者であるにも関わらず感染をしていません。

特別なことは何もしていませんし、2022年の夏以降は基本は外出時もマスクはしていません。アルコール消毒は全く使わず、帰宅時には石鹸でよく手を洗います。気休めにうがいは偶にします。素手で目をこすらない、鼻をほじらない、素手で物を食べない、指を舐めないについては徹底的にやっています。

ヤクルトは10年くらい前から400を、1000が登場した以降は1000をずっと飲んでいます。これが免疫力に貢献しているかは正直全くわかりません。まあ胃腸が丈夫であることに越したことはないし、歴史がある製品ですからマイナスにはならないだろうという程度です。運動もしてないし他には何も健食的なものは摂取していません。

あんまり無菌室みたいな生活をしていると、耐性や免疫力は落ちるだろうと考えるのは自然だと思っています。わたしたちは雑菌にまみれて共存していくしか無いです。

ワクチンは海外渡航に必要だったので仕方なく3回接種しています。ワクチン陰謀論とかは全く信じていませんが、効果についても同じくらい疑っています。重症化を防ぐにはきっと役立っているんでしょう。

マクドナルドとかでマスクしながら現金で支払いをして、手も洗わずに素手で大声でおしゃべりしながらハンバーガーを食べて、退店時にアルコールで消毒する人達を見ていると、申し訳ないですが馬鹿じゃないかと思います。

結論としては、自分の身体と向き合ってデータを自己分析することだと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?