【格安海外旅行Tips Vol.05】 航空券は「一物百価」だと思え
この3ヶ月くらい価格変動の様子を見ていた、9月の欧州行きのチケットを購入しました。
海外格安航空券というのは、本当に摩訶不思議な構造になっていまして、一物百価くらいあるんじゃないかと思います。そして最安値を見つける方法は、いつも同じではなく、大げさではなく経験と勘が試されるものです。買い手の力量が問われます。
今回私が最終的に購入したのは、中国南方航空の羽田発、北京経由のアムステルダム行きです。最終的な渡航先(仕事先)はアムステルダムで、今回はロンドン(ほぼ仕事)とたぶんですがモロッコの田舎(遊び)に足を伸ばします。それらはこれからプランニングします。
中国南方航空と言っただけで、安物と思う向きは、そういう先入観というかステレオタイプを捨てるべきだと思います。あるいはJALやANAは同じ日程で30から34万円していますが、そちらを選択すればいいと思います。
実際に購入したのはGOTOGATEというOTA、オンライン旅行代理店です。本社はスェーデンです。この会社については日本ではいろんな人がいろんなことを言っていますが、それらは嘘ではないと思いますが、私から言わせれば買い手のレベルが低いからだ、事前に回避できることがほとんどだ、と正直思っています。欧州では最大のOTAですし、グローバルの評価はむしろ最高だったりします。
さて、GOTOGATEで購入することを決めるまでには、他と比較しながら色々探します。そしてGOTOGATEで購入することにしたあとに、さらに最善の方法を探すのです。
というのも、今回の例で行くと、GOTOGATEへのアクセス方法によってこんなに料金が違うのです。
具体例を示します。GOTOGATEへのアクセス方法によって、同じ日程の同じ便でもこんなに料金差があるのです。
最初はGOTOGATEのWEBサイトで直接検索した結果です。90,365円です。これでもこの時期のこの航空券としては激安です。先程も書きましたが日系はこの3倍します。おまけに中国機はロシア上空を飛べるので乗り継ぎは悪いですが、フライト時間は北極周り、またはインドからトルコを通過していく日系より現在2時間位は短いです。
これはスカイスキャナーで検索して、そこからリンクされたときの結果。89,630円です。
これはGoogleフライトで検索して、そこからリンクされたときの結果。85,301円です。
そしてこれがGOTOGATEのスマホアプリで検索した結果。84,069円です。
なんと6,296円もの差があるのです。
このアクセスルートが常に正しいわけではないところが、大変というか面白いとこです。
なお私が実際に購入したのは昨日のことで、83,897円で172円安かったですね。これは為替レートの違いだと思います。急に円高になっていますからね。これも重要な要素です。
公式アプリだけにあった割引として、マスターカードのデビットで決済すると2,097円割引されるところです。いま、そういうキャンペーンをやってるのです。これはたまたまです。マスターカードがこういう販促キャンペーンをやっていることは比較的多いです。
おわかりのように航空チケット探しは私の趣味みたいなものなので、万人にはおすすめするものではありませんが、ちょっと工夫してみたり情報を知っているだけでこんなにも支払金額が変わる商品やサービスというものは、他にはないのではないかと思います。
ゲームとしてはとっても面白いですよ。では皆様、良いフライトを!
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