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  • 古材で家具づくり千本ノック

    この記事は、現在開催中の第17回ヴェネツィア ・ビエンナーレ国際建築展の日本館展示「ふるまいの連鎖:エレメントの軌跡」において、筆者が展示の手入れをしに現地に赴いた際に作った一連の家具群を紹介するものです。

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古材で家具づくり千本ノック【番外編】

この記事は、現在開催中の第17回ヴェネツィア ・ビエンナーレ国際建築展の日本館展示「ふるまいの連鎖:エレメントの軌跡」において、筆者が展示の手入れをしに現地に赴いた際に作った一連の家具群を紹介するものです。 スツール編に続き、作った家具の中でも少し特殊なものを紹介します。概要については最初の記事↓をご覧ください。 《1》 ロッキングチェア現地での家具製作は基本的にキュレーターの門脇先生や建築家チームの皆さんのやりとりの中で方向性が定められ、作るべき家具の大枠や自分が作った

    • 古材で家具づくり千本ノック【スツール編】

      この記事は、現在開催中の第17回ヴェネツィア・ビエンナーレ国際建築展の日本館展示「ふるまいの連鎖:エレメントの軌跡」において、筆者が展示の手入れをしに現地に赴いた際に作った一連の家具群を紹介するものです。 ベンチ編・椅子編に続き、より軽量で背もたれのないスツール群の試作の記録を紹介します。概要については最初の記事↓をご覧ください。 《1》 押縁ハイスツール日本館展示の大きな特徴は、展示されているプロジェクトの一連の流れの中に鑑賞者自身も組み込まれている事を意識できる所にあ

      • 古材で家具づくり千本ノック【椅子編】

        この記事は、現在開催中の第17回ヴェネツィア・ビエンナーレ国際建築展の日本館展示「ふるまいの連鎖:エレメントの軌跡」において、筆者が展示の手入れをしに現地に赴いた際に作った一連の家具群を紹介するものです。 ベンチ編に続き、主に柱材を使った背もたれ付きの椅子の試作の記録を紹介します。概要については最初の記事↓をご覧ください。 《1》 柱の切れ端椅子◆ごみ同然の端材でも何とか椅子にする 以前、そもそも古材やリサイクル素材でできた家具にはどんな先行事例があるか分析した際、以下

        • 古材で家具づくり千本ノック【ベンチ編】

          千本とか銘打ってますが実際は18個です。 この記事は、2021年に開催された第17回ヴェネツィア・ビエンナーレ国際建築展・日本館展示「ふるまいの連鎖:エレメントの軌跡」において、筆者が展示の手入れをしに現地に赴いた際に制作した一連の家具群を紹介するものです。 概要◆ヴェネツィア ・ビエンナーレとは ヴェネツィア・ビエンナーレは、イタリアのヴェネツィアで隔年開催されている現代美術の国際展覧会です。美術/映画/建築/音楽/演劇/舞踊の全6部門からなりますが、日本では特に映画

        古材で家具づくり千本ノック【番外編】

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        • 古材で家具づくり千本ノック
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          SketchUpとVectorMapMakerを用いた地形と建物の3Dモデル制作方法

          この記事は「AEC and Related Tech Advent Calendar 2020」の18日目の記事です。 はじめに建築学生が設計課題に取り組む時必要な情報のひとつとして対象敷地のデータがあります。設計の内容や周辺の状況によって必要な情報の解像度は様々ですが、特に起伏の大きい場合や周辺の建物が高かったり密集している場合に「敷地の3Dモデル」を手始めに制作することが有効だと思っています。 これまでも個人的に知り合いにモデルの作り方を伝えてきましたが、あらためてS

          SketchUpとVectorMapMakerを用いた地形と建物の3Dモデル制作方法

          建物の[表現]と[実体]のあいだ

          明治大学M1の磯野です。 xRArchiアドベントカレンダー2019の13日目の記事として、今年取り組んだ制作について振り返ろうと思います。 1月ー卒業制作 今年3月までの学部四年間は武蔵野美術大学の建築学科で過ごしてきました。 オープンデスクでの模型製作や現場経験から建物の組み立て方や物的な成り立ちに興味が湧き、個人的に取り組んできたモデリング・CGパース制作と建築構法をいかに融合させるかというテーマのもと卒業制作に取り組みました。 結果としては建築の持つ情報の多さに

          建物の[表現]と[実体]のあいだ

          NKZ_2019

          (day1) 【門脇先生レクチャー】 ・jean renoirフェードイン、フェードアウトー文字的、説明的 ・小津安次郎:ピローショット(≒枕詞)時空間が移動していることを了解できる ・イマジナリーラインをジャンプしない基本を超えるやりかた ・静的な絵と動的な絵で場面の転換 ・ジャン・リュック・ゴダールー手持ちカメラ的表現、心理表現 ・映像独自の表現方法 ・クレショフ効果ー映像に何がつながるかで意味が変わってくる/空間的状況・情景が描き出される ・エドワード・ヤン「恐怖分