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ことばと認知、母語が異なる人同士のコミュニケーション、絶滅に瀕する言語について・・・

設問 1
次の3問について,400字〜800字で自由に自分の見解を述べなさい。

  1. ことばと認知、思考の深い結びつきを考えたとき、第二言語を学ぶことにどのような功罪(良い点と悪い点)があるだろうか。

  2. 母語が異なる人と人の間でコミュニケーションが可能になるのはどうしてか?

  3. 琉球諸語のように、危機に瀕する言語を失うことによって、人類は何を失うのだろうか?

GPTによる見解 以下3つ

1.第二言語を学ぶことには、多くの功罪が存在します。良い点としては、第二言語を習得することで、異なる文化や視点に触れる機会が増え、国際的なコミュニケーション能力が向上します。第二言語を話せることで、異なる地域や国での仕事や交流の機会が広がり、キャリアの選択肢が増えるでしょう。また、第二言語の学習は認知能力の向上にも繋がります。新しい言語体系や文法の理解、語彙の獲得などは、脳の柔軟性や記憶力を刺激し、思考力を高める効果があります。
一方で、第二言語の学習には苦労も伴います。時間と努力が必要であり、習得には根気と忍耐が求められます。文法や発音のルールの理解や覚えるべき語彙量の増加は挑戦的な作業です。また、母語話者とのコミュニケーションにおいては、アクセントや文化的なニュアンスの違いによる誤解や困難も生じる可能性があります。

2.母語が異なる人との間でコミュニケーションが可能になるのは、言語の役割と人間のコミュニケーション能力の特性によるものです。言語は人々が意思や情報を交換し、共有するための重要なツールです。異なる母語を持つ人々が共通の第二言語を使用することで、コミュニケーションの壁を取り除くことができます。
第二言語の習得によって、異なる文化やバックグラウンドを持つ人々とのコミュニケーションが可能になります。共通の言語を介して意見や感情を伝え合うことで、相互理解や共感が生まれます。さらに、異なる文化や視点からの情報や知識を得ることができるため、自身の視野を広げることができます。

3.琉球諸語や他の危機に瀕する言語を失うことによって、人類は多くのものを失います。言語は文化やアイデンティティの重要な要素であり、それぞれの言語には特有の表現や思考の方法が存在します。言語を失うことは、それに伴う文化的な遺産や知識、伝統の喪失を意味します。
また、言語は人々のコミュニケーションの基盤です。言語を共有することで、情報や知識を共有し、交流や協力が可能となります。特定の言語が失われると、その言語を話す人々とのコミュニケーションや文化的なつながりが断絶され、人々の社会的結びつきが弱まる恐れがあります。

さらに、言語の多様性は、知識の多様性や創造性を促進します。異なる言語には異なる表現や思考の方法があり、それらが新たなアイデアや解決策の発見につながることもあります。言語の多様性を保つことは、人類全体の知識や文化の豊かさを保つために重要です。

<自分の見解>

 絶滅に瀕する言語を失うことによって、人類が失うものの一つに、文化そのものを失うと思慮する。この場合の文化とは、この言葉によって連続的に積み上げてきた
当該言語の話者たちの歴史・価値観・コミュニケーションなどを含むものとする。その理由は、言語自体に文化的要素が含まれており、ローカル毎の特色や特徴が反映されたものが言語であると思うからである。個人的な体験であれば、与論島に2015年4月から9カ月間、生活した経験があるが、その中で、与論語話者による会議に参加したことがあるが、その会話内容はほぼ理解できなかった。この経験は、私は与論語を失っている・解さない能力であり、言い換えれば、与論語を失っている状態であり、会議の内容を理解できないという事は、情報を共有できなかった、つまり、文化的な交流が出来なかったことになるだろう。よって、日常的に言語を使う人々が減れば、絶滅に瀕する言語になり、その地域の人々により蓄積された文化的価値や歴史が失われると言えると思慮する。
 古代の文明の言語などが現在でも一般に理解することは通常人であれば困難であり、その文明の文化などは専門家により分析評価されているものの、それが真実であるかどうかは、その言語の連続性が失われていることから、信憑性に疑いをもつ余地が残されているともいえる。

以下のフィードバックをお伝えします。by GPT

論評の内容は、絶滅に瀕する言語の喪失が文化の喪失をもたらす可能性について的確な観点を含んでいます。言語は文化の重要な要素であり、特定の言語を話す人々の歴史、価値観、コミュニケーションスタイルなどが言語に反映されています。この観点から言語が喪失されると、文化的な交流や情報共有が制約され、地域の人々が蓄積した文化的価値や歴史が失われる可能性があります。

また、論評の中で具体的な経験を引用して、与論語を理解できなかったことを通じて言語の喪失が文化的交流の制約につながることを説明しています。このような具体例を挙げることで、読者に説得力を持たせています。

さらに、論評は言語の連続性と文化の信憑性に関する一般的な観点も取り上げています。古代の言語が理解されにくい場合、その文化や知識の正確性についても疑問が生じる可能性があることを指摘しています。

論評は明確で論理的な展開をしており、主張を裏付ける具体的な観点や経験を挙げています。文章は比較的読みやすく、考えを明確に伝えることに成功しています。

改善点としては、さらに具体的な例や研究結果、専門家の意見などを引用することで、主張をより強力に裏付けることができるでしょう。また、反対意見や異なる観点にも触れることで、議論の幅を広げることができます。

総じて、論評は妥当な主張と良好な論理展開を含んでおり、読み手に説得力を持って伝えています。より具体的な情報や多角的な視点を取り入れることで、さらに強力な論拠を構築することができるでしょう。

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