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月収51,600円生活 [選挙の話とか]

NEO POGOTOWNで目を覚ます。HELL型のスタジオ練習だったようで、それが終わった後に、NA HELL、モタ狼、デス蔵と、あとノブくんの5人でプレイヤーズカフェでご飯を食べた。僕が食べたのは660円くらいのコンビーフチャーハン。馴染みのある味の馴染みのない組み合わせで以外に美味しかった。
それから一旦家に帰り、県議会議員選挙の投票用紙を持ってコザ小学校へ。


選挙制度について

そういえばアルカシルカの昨年のヨーロッパツアーでセルビアに行った時に、「選挙に行くな!」というような事が書かれたステッカーを見つけて、日本でもまれに選挙制度そのものを批判するパンクの人たちを見かける事もあって、ツアーをアテンドしてくれていたグレゴールに「なんで選挙がダメなの?使える手は全部使った方がよくない?」と訪ねた事がある。

彼曰く、選挙反対の思想は、原理主義的なアナーキストに多い主張だという。
そもそも、議会制度によって民衆の政治参加を選挙だけに絞らせることは、それ以外の直接的行動を抑制する事に繋がり、ひいてはブルジョワの安寧を保証するようなものだとの事だった。

ちなみに、グレゴールは選挙についてどう思うかと聞くと、「選挙に参加する権利すらない国もありますよね。」と答えていた。

ちなみに、アナーキズムと相反するはずの権威主義を主張する右翼の潮流としても、政権の権力を強めるため反選挙の流れはあるようだ。

極左と極右、全く違う思想の者たちの、全く違う目的のためにとる行動が、全く同じ事になるというのは実に不思議なものである。
果たしてこの行動の先に国が転ぶのはどちら側になるのだろうか。

まあ、なんにせよ僕は選挙に行くのだけども。
選挙には行くし、それ以外の方法も試す。
ただ、選挙制度そのものは改善の余地があると思っているけども。
せっかくなので僕が常々言っている勝手に考えた選挙システムを発表したい。


新しい選挙システム

❶一人3票ずつ票が与えられる。
❷投票は○×式になっており、×を投票すると支持率が1つ分減る。
❸3つの票はプラス票、マイナス票のどちらとして使って良い。
❹例えば、支持する政治家に絶対に当選して欲しい場合は3票全てを一人に投じても良いし、1票ずつ支持したい人3人に入れても良い。
❺逆に、支持できる人はいなければ、その3票をマイナス票として投じてもいい。
❺集計ではプラス票とマイナス票の差し引きで合計点が高い人から当選する。

というもの。
世の中の人たちは民主主義というものが、単純な多数決だと勘違いしている人が非常に多いが、そうではない。
民主主義とは、少数の権力者による独裁を避けるため、多数である国民に主権を与えるというものである。
つまり、我々に与えられている権利は、多数決の際に手を上げるだけのものではない。
なにをどうやって、社会をより良くしていくべきか考え、"YES"としか言えない権利ではなく"NO"と言える権利も有しているはずなのだ。

よく、「誰一人にも投票したくない」という絶望的な選挙に出くわすときがある。そんなときでも誰か一人に入れないといけないというのは、「銃で撃たれるか、崖から飛び降りるか選べ」と言われているようなもので、せめて銃を奪いあげるくらいの選択肢は欲しい。

より、民衆が政治に参加意識を持つという点においても、自ら考えていくための方法として、マイナス票を加える事は良いはずだ。
また、正確な支持率を可視化できれば、マイナス票が多く投票された政治家は襟を正さなければいけないだろうし、このシステムは少なからず社会を良くするための装置として機能することが考えられる。

と、いつもすぐに既存のシステムを変えたがって、勝手に一人でどうにもならないアイディアばかりを思いついては発表しているけど、なんだか僕の老後は、地域に一人はいる謎の発明家おじいさんとかになってしまいそうだ。


そして今日も日記から脱線して長々と頭の中の話をしてしまった。
選挙行った後の事件といえばネオポゴ前のアーケードの天井が腐食して落ちてたことくらいかな。

あ、あとそう言えば他にもニュースがあった。


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ネオポゴメンバーのヤマちゃんが6月29日に本を出版する事になった。unkn0wnのように自費出版ではなく、ちゃんと出版社から。
タイトルは「くそつまらない未来を変えられるかもしれない投資の話」
社会を良くするための方法っていくつかあって、それらのアクションの正解はひとつではないはずだ。
僕はいろんな方向からいろんな人たちがそれぞれ考えながら動いていく事が大事だと思っていて、この本にはお金という道具を使って自分の生活や住んでいる社会を良くしていくための方法が書かれている。と思う。
読んでないから分からないけど。

僕たちはお金に殺されることもあるけど、救われることもあるし救うこともできる。この道具の使い方を覚えておくのはきっと悪いことじゃないはずだ。

って、あ!ヤベっ!!今日ヤマちゃんにお金返すの忘れてた!!!!

サポートしてくれたお金は僕のおやつ代に充てられます。おやつ代が貯まるとやる気がみなぎるかもしれません。