NetflixファンからNetflix Japanへ
Netflixって最高ですよね。
自分は大袈裟じゃなく毎日暇さえあればNetflix作品をチェックしているNetflixの大大大ファンです。
『ミッチェル家とマシンの反乱』のような最高のエンタメ作品に夢中になったり、『みんなのアメリカ 〜私たちが社会をつくる〜』で政治や人権について学んだり、『ヘッドスペースの安らぎガイド』でリラックスしたり...今やNetflixは単純な娯楽を超え、生活を充実させてくれる無くてはならない存在となりました。
そんな自分ですが、Netflixに対し唯一不満に思う部分があります。
それが日本でNetflixの運営・宣伝活動をしているNetflix Japan。
同様に考えている人は僕以外にも沢山いるようで、試しにTwitterで「ネトフリジャパン」と検索してみてください。大袈裟じゃなく大多数がネガティブな意見で、「ネトフリジャパンが嫌で解約したor契約しない」という声も珍しくありません。(中には「ネトフリジャパンが嫌でVPNを使いUSのNetflixと契約している」という強者もいます。)
本記事ではNetflixを愛する一ファンとして、現状Netflix Japanが抱える問題とあって欲しい姿について書いています。
Netflixへの最大の愛と敬意を込めて。
これがNetflixの関係者に届いて、何か変わることを信じて。
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・オリジナル作品を広める努力を
Netflix最大の強みはオリジナルコンテンツの豊富さにあります。
Amazon PrimeやAppleTV+、Disney+を初めとする他の配信サービスにも素晴らしいオリジナルコンテンツはあるのは知っています。
でもNetflixはその数が桁外れに多い。ほぼ毎日何かしらの新作が独占で配信されています。しかもアカデミー賞常連という安心のブランド付き。(ただ時々物凄い地雷作品があるのは否定できませんが...)
にも関わらずNetflix Japanはそれを中々推し出そうとしない。
何故唯一無二の強みを活かさないのでしょう。
試しに2021年の7月、Netflixがどのような宣伝をしたのか数えてみました。
7月の一ヶ月で配信開始したNetflixオリジナル作は映画・シリーズ合わせ全68作あります。(フィアーストリートシリーズは1作としてカウント)
68作の内訳をざくっと説明するとUS作品が27作、他日本、韓国、カナダ、英国、スペイン、ドイツ、ロシア、ブラジルetc...計19カ国もの国々のコンテンツ。すごくワールドワイドです。
さて、その中でNetflix Japanが紹介した作品は幾つあると思いますか?
その数、なんとたったの6作。68作のうちたった6作です。
具体的に挙げると以下の6作品です。
・フィアーストリート/映画シリーズ(米国)
・大坂なおみ/ドキュメンタリーシリーズ(米国)
・バイオハザード:インフィニット ダークネス/アニメシリーズ(日本)
・キングダム アシンの物語/ドラマシリーズ(韓国)
・愛しい人から最後の手紙/映画(イギリス)
・ブラッド・レッド・スカイ/映画(ドイツ)
中には「宣伝するまでも無い作品ばかりだったのでは?」と思う人もいるかもしれませんが、断言します。決してそんな事はありません。
例えばですが、7月は都議選をはじめ各地で選挙が行われましたよね。
そんな中配信開始となった作品が『みんなのアメリカ 〜私たちが社会をつくる〜』。
1話10分弱のアニメーションシリーズで、ジャネール・モネイやアダム・ランバートを初めとした人気アーティスト達が歌やラップで政治や憲法、税金や人権について分かり易く教えてくれます。製作総指揮はなんとオバマ夫妻。アメリカと題しているものの内容は民主主義国家においては普遍的なもの。日本人にも分かり易く、学びのある内容でした。
そしてその第一話のテーマは若者の政治参加。若者が選挙に行き、声を上げ、社会や政治に参加する事の大切さをH.E.Rが歌に乗せて説明してくれます。配信日は都議選当日で余りにタイムリーな内容。これを今プッシュしないでいつするんだと思いました(実際Twitterにもそう書きました)が結局今日に至るまで一切触れることはありませんでした。
他にもロシア初となるコミックの実写映画化作品『刑事グロム vs 粛正の疫病ドクター』は見所沢山のヒーローアクション映画で、''本当の正義とは''というダークナイトを彷彿とさせるテーマ性が秀逸な一級のエンタメ作品でした。
またフランスのアクションコメディ映画『ザ・ラスト・マーセナリー』は日本でもファンの多い(?)ジャン=クロード・ヴァン・ダムの最新作です。声優はお馴染み大塚芳忠さん。ヴァン・ダム主演最新作と言えば興味を持つ人は少なく無い筈です。
というように7月配信作品だけでも宣伝しどころのある作品は一つや二つではありません。実際国外ではどの作品もそれ相応に注目されていました。
では逆にNetflix Japanは何を紹介しているのか?その答えがこれ。
・日本作品8作を26回かけて紹介(うち全裸監督が14回、他るろうに剣心、バイオハザード、モルカーなど。)
・韓国作品7作を21回かけて紹介(うちヴィンチェンツォが9回、賢い医師生活、MINE、わかっていてもを各3回ずつ。ドラマがメイン。)
・US作品16作を20回にかけて紹介(グリーンブック、スイート・トゥースなど。比較的オリジナル作多めだけど全体的に古い。)
・英国/インド/ドイツ/メキシコ/フランス作品を各1回紹介(ルパンなど)
・他特集記事(推しTシャツコレクションなど...)
要は次々と新作が配信されている傍で一つの作品のPRを何度も何度も繰り返し、古いオリジナル作品を「今更!?」と言うようなタイミングで紹介し、他の配信サービスでも観れる作品の宣伝をしているのです。リアルタイムで配信されているオリジナル作品を無視しながら。
因みに日本作品を26回にかけて紹介していますが、7月に公開された日本発のオリジナル作品はバイオハザードの一作のみ。(そこにもっと力を入れれば良いのに...)
決して過去の作品を紹介するなとも、同じ作品を何度も紹介するなとも、オリジナル外の作品を紹介するなとも言ってません。
ただ広報なんだから「Netflixでしか観られないこんな作品が〇日に配信されます」ぐらい教えてくれ、というのは贅沢な要求でしょうか。
何故かNetflix Japanは切り抜き動画に色んな説明文を載せた紹介ツイートに拘っている様ですが別にそんな事は求めていません。題名、あらすじ、配信日、ポスタービジュアル。それを載せるだけでも観る人はいるはずです。
実際他国のNetflix公式アカウントはそうやって色んな配信直後からバンバン宣伝してます。Netflix Japanにもそうあって欲しいと心から願います。
・配信作品減少の危惧
「別にNetflix Japanが宣伝しなくても自分で配信日とか調べて観れるから別に良いんじゃないの?」と思われる方がいるかもしれません。
確かに僕に限って言えば都度最新の配信作を調べて観てるのでNetflix Japanが宣伝しなくても困る事はありません。
でもそういう事じゃないんです。
Netflix Japanが宣伝を怠る事で自分が懸念しているのは、''日本で配信される作品が減らされてしまう''という事です。
Netflix公式サイトのヘルプセンターには以下のような文言があります。
要は「この地域では人気が出ないだろう」と判断された作品は配信されない可能性があるという事。例えば日本ではスペイン映画の視聴数が少ないから新作は配信しないでおこう、なんて事態が起こり得るのです。
観られない作品は配信しない、当然だと思います。選択と集中はビジネスの基本ですから、人気が見込めない作品にわざわざ費用をかけるべきで無いと自分も経営側の人間だったら思います。
ですが一切宣伝されず、配信されている事も知られないまま勝手に''人気の無い作品''の烙印を押され配信されなくなるというのは話が別です。まずは作品に平等にチャンスをあげてください。
自分はこれまでNetflixオリジナルの様々な素晴らしい作品を沢山観てきました。そしてこれからも沢山出会えると思っています。
どうかその機会を減らさないでください。
・日本での配信に尽力してくれた方々に敬意を
自分はオリジナル映画を観た後に他の人の感想が気になり映画タイトルでTwitterを検索したりしますが、出てくるのはその作品の吹替声優や翻訳家の方々の宣伝ツイートだけということがしばしばあります。
当たり前ですが世界中の独占配信作が日本で配信されるに辺り、多くの関係者の協力があったはず。なのに作品や関係者の宣伝活動に一切目を向けず、全裸監督ばかり宣伝しているその姿勢は関係者に対しても余りに失礼ではありませんか?
自分が関わった作品が殆ど目につくこともないまま埋もれていく様子を見て、関係者の皆さんは一体どういう気持ちなんでしょうか。
作品へのリスペクトだけでなく、日本での配信に尽力してくれた方々に対する配慮が一切感じられません。
これは本当に改善して欲しい。見ててこちらまで悲しくなるから。
・注目されていない作品にこそスポットライトを
更に言わせてもらうと、どうもNetflix Japanは注目されてからじゃないと紹介しないと思われるような節があります。
例えば2021年アカデミー賞を受賞・ノミネートした作品『愛してるっていっておくね』、『オクトパスの神秘〜海の賢者は語る』、『私というパズル』、『ホワイトタイガー』etc...をマトモに紹介したのはどれもアカデミー賞にノミネートor受賞してから。余りにミーハーすぎる。
『オクトパスの神秘』に関して言えばアカデミー賞受賞の二日後、4月28日に「今年のマイベスト有力候補です」と紹介されてます。
4月だけど今年のマイベスト有力候補です。じゃないよ!
それ配信されたの2020年9月7日だぞ!
すいません語尾が荒くなりました。
注目されてから紹介するのなんて誰でも出来ますよね。公式アカウントがわざわざ発信するまでもない。注目されていない名作に光を当てる、それこそがNetflix Japanに求められる事なのではないでしょうか。
・Netflixの理念に忠実に
NETFLIXが大切にする理念の一つに’’ダイバーシティ(多様性)の推進’’があります。
これは単純にNetflixで働く社員の多様性を高めるというだけの話ではありません。Netflix作品の物語における多様性を意識することで、あらゆる人の共感を生むと共に、普段はなかなか触れることの無い文化や価値観に対する理解を深める事を手助けするというのが目的です。
実際Netflixでは様々な価値観に触れられる作品を沢山配信してくれています。例えば同性に恋をするアジア系アメリカ人少女が主人公の『ハーフ・オブ・イット:面白いのはこれから』、アフリカ系アメリカ人の差別の歴史と今なお形を変えて残る奴隷制度について描くドキュメンタリー『13th -憲法修正第13条-』、カメルーンの漁村に残る残酷な伝統に苦しめられながらも逞しく生きる少女のエンパワーメント作品『漁村の片隅で』など。
多くのルーツや指向・価値観を持つ人の共感を生み、他者や他文化を知るきっかけをくれる、それもNetflixの素晴らしい一面だと思います。
ですがNetflix Japanが紹介するのは上述した通り圧倒的に偏った作品ばかり。Netflixでは日々ナイジェリア、インドネシアやトルコやロシアなど数々の国のオリジナル作品が更新されていますが、ここ最近一度でも紹介したことはありますか?
映画を観るだけで文化の全てを知る事は出来ませんが、その一部に触れ理解の手助けをしてくれる、これは間違いありません。自分も色んな国の色んな文化にNetflixのオリジナル作品を通して触れてきました。
''作品を通してダイバーシティを育む''というNetflixの理念に改めて向き合ってください。多様性に富んだ作品紹介を強く希望します。
・過ぎるネタバレは厳禁
※ここから『FYRE: 夢に終わった史上最高のパーティー』『ミッチェル家とマシンの反乱』『愛してるっていっておくね』のネタバレを含みますので未見の方は注意です。
観ようと思っていた映画の一番良いシーンやラストをネタバレしてくる人がいたらどう思いますか?僕は凄く嫌だし、ネタバレしないでと注意します。
望まない人に対しネタバレをする事は、映画を観る楽しみを奪うと同義です。ですが平然とネタバレしてくる人、世の中には沢山いますよね。
残念ながらNetflix Japanがそれです。宣伝を観た人に興味を持たせる為とはいえ、どう考えてもやりすぎなものが多い。
ネタバレ注意の記載も無しに映画の一番の山場や、伏線、ラストシーンなどを平気でツイートし、視聴者から観る楽しみや、知らずに初めて観た時の感動を奪っている、その自覚はあるんでしょうか?過度なネタバレをせずに視聴者に観たいと思わせる、それこそが広報の仕事だと自分は思います。
例えば直近で驚いたのは『FYRE: 夢に終わった史上最高のパーティー』。
映画を観た方は分かると思いますが、上記ツイートは一部ネタバレどころか完バレです。せめてこれにはネタバレ注意の記載があるべきでは。
他にもNetflixオリジナル映画史上屈指の傑作と名高い『ミッチェル家とマシンの反乱』宣伝ツイート。既に映画を観た人は是非以下の動画を再生してみて下さい。
はっきり言いますが最低です。本シーンは劇中でも最も盛り上がるシーンの一つ。予告編でも使われていません。それを丸ごと使う酷さ。
自分はこのシーンを初めて観た時に凄く笑ったし、超元気を貰いました。でも上記のツイートを観てしまった人は同じ気持ちになれるでしょうか。初めて観た時の感動を奪わないで欲しい、本当にそう思います。
そしてオスカー受賞の短編アニメーション『愛してるって言っておくね』。
上述した通りこれもアカデミー賞受賞してからやっと紹介するという点も気になるのですが、それ以上に酷いのが10分しかない作品のラストシーンを1分半の動画に載せて、オマケに文章に書いてしまうところです。これってファスト映画と何が違うんでしょうか?
更に言うと「最後に〜一番やばかったです。」という文章。余りに薄っぺら過ぎる。このツイートではどんな映画なのか全く分からない。せめて「銃乱射事件で我が子を失ってしまった夫婦の喪失感を描く作品」ぐらいの説明はあっても良いのでは。
公式の宣伝で知りたいのは''どんな映画か''であって、「やばい」のような薄っぺらい感想ではないです。(感想が悪いと言ってる訳ではありません。ですが余りにお粗末すぎる。)
・褒めるために何かを貶さない
既にツイートは削除されていますが、フランスドラマ『ルパン』紹介時、声優の安元洋貴さんの声を褒めるために主演のオマール・シーさんの声を蔑すような発言がありました。
案の定苦情が沢山寄せられたことを受け、しれっとツイートを削除。その事について弁明等はありませんでした。
何かを褒める為に何かを貶すのは最低最悪の悪手です。(自分も昔はついやってしまっていましたが。その事は反省してます。)決して世界的大企業の広報がする事ではありません。
二度としないで頂きたい。
・ブランドを汚さない宣伝活動を
Netflixのブランドといえばどんなものをイメージされるでしょうか?
自分は「先進的」「お洒落」「多様性を重視している」といったイメージを抱いています。配信される作品の風潮から考えても方向性としてはそれで間違いないと思います。
ですがNetflix Japanのプロモーションはそういったポジティブなイメージとかけ離れていると言わざるを得ません。自分が知るだけでもNetflix Japanは直近2度炎上しています。
まずはNetflix Japanが現在各メディアで猛プッシュしている「退屈は犯罪です」というキャッチコピーを使ったプロモーション。
まず、退屈は犯罪ではありません。
Netflixの良さを伝える為に何故こんな''犯罪''という嫌なイメージの言葉を用いるのか理解できません。退屈があるから何かに夢中になれるし、退屈な時間を好む人だっています。ましてやこのご時世、仕事を失った人や、外出を自粛している人が多くいます。好きで退屈しているとでも?
このプロモーションには多くの否定的な意見が寄せられています。一度でいいからそういう意見に耳を傾けて下さい。
そしてこの広告はSNSだけでなく劇場やラジオなど様々な方法で展開されているようですが一体どれだけの広告費が掛けられているのでしょうか。その労力をオリジナル作品のプロモーションに充てては如何でしょうか。
参考までに自分がこれ良いなと思ったNetflixのプロモーションを紹介します。
・US Netflixのミッチェル家とマシンの反乱のプロモーション。LAにあるガソリンスタンドを劇中に登場する恐竜コンビニショップ仕様に改造。
・UK Netflixのアーミー・オブ・ザ・デッドのプロモーション。劇中さながらのゾンビが出てきそうなラスベガス仕様のコンテナを観光地に配置。
本題に戻ります。
最近炎上したプロモーション、そのもう一つがNetflix Japan Animeの以下ツイート。
まずこの古過ぎるノリ、Netflixの先進的なイメージと大きくかけ離れています。このノリ自体は否定しません。ですがこれはブランドイメージを背負った公式がやることですか?
またそれ以上に気になるのが活動理念にある「ギリギリ怒られない範囲で」という項目。Netflix Japanはこれまで何度も炎上し、色んな人から苦言を呈されてきたはず。にも関わらず今だに「ギリギリ怒られない範囲で」とのたまう反省の無さ。
ギリギリを攻めなくとも良いプロモーションは出来ます。
大好きなNetflixのイメージが下手な広告のせいで下がっていくのをこれ以上見たくありません。どうか真っ当な、ブランドイメージを損なわないプロモーションをして下さい。
・向き合うべき『全裸監督』の人権侵害問題
Netflix Japanは2月4日、元東京五輪組織委員会会長 森喜朗氏の''弁えない女性''という女性蔑視発言を受けて以下のような投稿をしました。
この動画に込められたメッセージは素晴らしいし、全面的に同意します。
ですがこの動画観ているとどうしてもある疑問が芽生えてしまいます。
では『全裸監督』の人権侵害行為についてどう考えているのでしょう?
あなた方が英雄のように描いている村西とおる氏の女性蔑視については?
様々なメディアで指摘されているのでここでは詳細を省きますが、『全裸監督』が仮に黒木香さんに無許可のまま製作されているのであれば明確な人権侵害ですし、本作のモデルとなった村西とおる氏は過去に平然と女性蔑視発言をして問題にもなりました。
また、今年Netflixで配信開始されたフェミニズムをテーマにした青春映画『モキシー 〜私たちのムーブメント〜』についてNetflix Japanはこのように紹介しています。
理不尽な性差別に立ち向かう事、例え第三者でも「おかしいことにはおかしい」と声を上げる事の大切さをここでは説いています。
はっきり言いますね。
どの口が言ってるんですか?
『全裸監督』を堂々とプッシュしながら平然とこのような事を言ってのけるなんて厚顔無恥にも程があります。あなた方は声を上げない第三者どころか、女性の権利を侵害する加害者そのものではありませんか。
どのような意図でこの呟きをされたのかは計りかねますが、人権問題やフェミニズムを宣伝のため利用しているようにしか見えません。作品は素晴らしいのに、そのような宣伝をされると作品まで汚れて見えてしまいます。
Netflix Japanの担当(ネトフリ編集部)は1人では無いはずです。勿論男性だけではありません。誰もこのことについてオカシイと思う人はいないのでしょうか。モキシーで学んだ''声を上げる勇気''を今こそ発揮するべきでは無いですか?
もちろん会社である以上1人で声を上げる事がどれだけ難しいかは理解しています。でもNetflixならそれが出来るはず。
というのもNetflixの採用サイトによると、Netflixの社員が持つべきバリューの中に''勇気''という項目があります。
勇気を持って「Netflixにとって有益であれば、言いにくいことでも自分の考えを伝えられる」「Netflixのバリューにそぐわない言動には異議を唱えられる」それがNetflixが求める人材。おかしいことにおかしいと言う、それが評価される土壌のはずです。
そうでないのであればサイトから今すぐこの項目を消してください。
『全裸監督』があるからNetflixを契約したく無いという人は自分が知る限り決して少なくありません。間接的にも人権侵害に加担したく無いからと。
なのでこの問題を解決する事は将来的にNetflixの利益にも繋がるはずです。
誰か1人でもNetflix Japan関係者がこの件について異議を唱えて欲しいと切に願います。多くの人が指摘している通り『全裸監督』に関しては間違いなくNetflix Japanがおかしいのだから。
・字幕の誤植の多さ
これに関しては人の作業である以上、誤植があるのは仕方ない事とは思います。それにしてもいかんせん多い。
文章中に顔文字が挟まれていたりパッと見ただけでおかしいと思うものも少なくありません。費用をかけてでも校正やダブルチェックなどには力を入れるべきだと思います。
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一視聴者が色々と偉そうに指摘して申し訳ありません。
でも自分はNetflixが大好きだからこそ、もっと色んな人に登録して観て欲しいと思うからこそ強く改善を求めています。Netflix Japanも自分が大好きなNetflixの一部になって欲しいと心の底から思っています。
どうかこれがNetflix Japan関係者の方に届きますように。本稿が何か変わるきっかけとなればと切に願います。
・さいごに
文句ばっかり言っても何なので、自分がNetflixを観る際に参考にしているサイトをご紹介します。
⬇︎Netflixオフィシャルの配信予定です。月毎に見れます。
⬇︎mkhrykさんが毎月月初にオリジナル映画一覧を纏めてくれています。あらすじや製作国まで載っていて親切です。いつもありがとうございます。
⬇︎こちらはNetflixオリジナル作だけでなくその他作品も纏めてくれています。
また近日中にも今年配信のNetflixお勧め作品を纏めたnoteを公開予定なので、そちらも是非見て頂けると嬉しいです。
では、長文お付き合いありがとうございました。
最後まで読んで頂きありがとうございます。