Web業界完全未経験からフリーランスとして転職成功した話。

これは、カリスマでもなんでもないごく普通のアパレル店員だった私が、Web業界完全未経験からフリーランスとして転職成功する話です。

現在、5歳の子育て真っ只中で、仕事に家事に育児に日々奮闘しています。同じような境遇の方は、たくさんいらっしゃるかと思います。本当に毎日お疲れ様です！！

休みの日に自転車で散歩中の写真です。

1. 自己紹介

現在、フリーランス３年目で大阪難波のデジタルハリウッドSTUDIOなんばでトレーナーをしております、磯貝真佑と申します。トレーナーといえど、まだまだWeb業界のスピードの速さについていく事に必死です。

今回の記念すべき企画である「 30周年特別企画　デジタルハリウッドで変わった私の人生 」に参加させていただくのは大変光栄に思います。

・これからWeb業界へ転職を考えている方
・デザインに興味のある方
・人生岐路のタイミングの方

誠に恐縮ではありますが私の文章を拝読いただき、少しでも参考になればという思いで執筆します。

幼少期から今までの私

まず、今回の表題でもある「 私の人生について 」少し触れながら現在のデジタルハリウッドと重ねてお話します。

幼少期より現在まで特別にほかの方々より優れている分野はなく、明確に夢や将来に執着してきたこともないくらい、本当にごく普通の学生生活を過ごし、就職し、現在では1児の母親として毎日奔走しています。

しかし、この企画が良い機会となり自分の人生を振り返る時間となりました。そこで、絵を描くことに興味があったということに気が付きました。幼少期の頃、私は自宅で遊ぶことが多かったため両親曰く暇さえあれば、ぬり絵やお絵かき、折り紙などをして遊んでいたと振り返ります。

その後、自分自身が成長していくにつれ英語語学や服飾販売、デザインに興味を抱くようになりました。大学は外国語大学に進学し、海外に目を向けグローバルな世界にも惹かれていきました。学生時代は、飲食店でアルバイトし貯金ができれば海外散策に出かけていました。

友人とグアムに行った時の写真です。

その学生時代に興味を持ち始めていたことと同時期に学んだことが1つあります。まず、興味を持ち始めたことは語学やコミュニケーション能力を伸ばし、服飾販売か服飾デザインの仕事に携わることでした。学んだことは、人脈はお金で買えない唯一の価値ということです。

ここで自分のベクトルは定まり、就活の結果、大阪を中心とした関西圏の老舗ファッションブランドへ就職しました。まず始めに販売職に従事し、コミュニケーション能力の向上や礼儀作法など今の自分の基礎をここで学びました。今でも、現場の状況を知ることは大変重要なことだと認識しています。

2. コロナ禍で将来について考えた時間があった

世の中においても私たちの生活環境においても、今までにない変化を余儀なくされたコロナウイルスによる感染拡大です。

プライベート面では、この時期にはすでに結婚生活も始まり、出産・育児もあり経験したことのない事ばかりで戸惑うことばかりでした。仕事面では、販売拠点である百貨店の長期休業や店舗移動通告などが重なり、私生活と仕事の両立について考える日々が続きました。常にポジティブに考えていたつもりが気付かないうちにストレスを抱えてしまっていたようです。

長期休業をきっかけに、思い切って目の前の状況を1つでも打破しようと転職することを決断しました。子育てもあり、資料や資格取得などの検討に追われ、時間があっという間に過ぎていきました。振り返ってみると、パソコンに触れたり絵を描いたりすることが大好きだったので、いつしか「デザインがしてみたい」と思うようになりました。そこで、「 三つ子の魂百まで 」のことわざを信じ、デザインの道に進む決心がつきました。

3. デジタルハリウッドSTUDIOなんばを選んだ理由

周囲の先輩方から、デザインの仕事は在宅でも受託業務でもできると聞き、成功している方の話を聞いて、一歩踏み出す勇気を持つことの大切さを学びました。すぐに行動を起こさないと時間が無駄になると気づき、デザインの技術を学ぶ学校を探し始めました。

デジタルハリウッドSTUDIOなんば-WeWork28階の写真です。

育児や家事との両立を考慮しながら学べる環境を求めて、様々なスクールや学校を見学した結果、難波駅直結で便利な立地や良好な学習環境があるデジタルハリウッドSTUDIO（以下、デジハリ）を選びました。この場所以外には考えられないと確信し、その場で入学を決意しました。

最高の学び舎であるデジハリには、仕事や学習効率を高める環境と感性が溢れていることに心を奪われました。デジハリは、主に動画授業ですが丁寧でわかりやすい指導と、子育てママにとって理想的な子ども同伴OKの制度があり、投資に値する場所だと感じたことを今でも覚えています。

決して家庭ある立場では安価ではありませんでしたが、人生を変える価値のある場所であるため、心が折れそうになったこともありますが半年間無我夢中で頑張り卒業することができました。

恩返しがしたい

ママクラス以外の日も校舎に通い、様々な方からアドバイスを受けたり、課題を見てもらったりして感性を養いにいきました。この環境で学べたこと、トレーナーやスタッフの方が優しく丁寧に対応してくれたことで、いつか恩返しできればと感じていました。

ある日、デジタルハリウッドの方よりアシスタント講師のお話をいただきました。私は、前文でも述べたようにいつか恩返ししようと思っていましたがすぐにチャンス到来（笑）その場で引き受けると即答しました。今では生徒の成長過程と卒業生の背中を見ることができ、とても嬉しく思います。講師冥利に尽きます。

そして私は、アシスタント講師を引き受けさせていただいたと同時に個人事業主として開業しました。当初は開業なんてとんでもないと思っていましたが、やるからには万全の状態でどこからでも依頼が受けられ、案件を選択できる状態を作ろうと日々挑戦と反省の連続です。そして近い未来、会社法人に成長したいです。

4. 最後に

人生の先輩がいいました。「 人生の成績表は、人脈 」だと。一歩外に出ると色々な人と出会いますが、自分の選んだ人脈を大切にすることが成功への最短距離だと感じています。また、やらずに後悔するならやって後悔して学ぶ方がいいので、とにかく慎重に考えながら挑戦していこうと思います。常に、デジタルハリウッドの存在が味方だと考え前向きに取り組んでいくことをここに誓います。

日々成長し続けます

デザインは、この世の中から消えることはありません。デザインは、私たちのすぐそばにある大切なコミュ二ケーションツールであると同時にユーザーにとって価値のある目的達成のためのツールです。私はこれからもデザインに携わり、たくさんの人の役に立てるデザイナーを目指し日々成長し続けます。

結果として、ここにくるまで山あり谷ありでしたが、たくさんの新しい出会いがあり、たくさんの方に助けられ、Web業界完全未経験だった私がフリーランスデザイナーとして転職成功することができました！

最後に、長文になりましたがご拝読いただき誠にありがとうございました。

この記事は「デジタルハリウッドで変わった私の人生」に参加しています。