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#68 ”秋のイベント”トーク【後編】「仕事図鑑」と「大人の島留学」 高校生×島の仕事

🟨海星)「みりょくゆうびん局の活動の一つに『仕事図鑑』を作るグループがあるんですけど、隠岐島前さんにはありますか?」

歴代の仕事図鑑たち!
ここに10冊目が並びます

🟧島前)「どういうものですか?」

🟨海星)「大崎上島が発祥で、島にIターンで来る人を増やす目的で始まりました。生徒が島で仕事している人にインタビューをして、記事を書いて、一つの冊子にまとめたものです。今年で10年目でちょうど今10冊目を作っているところです!

全国に広がっていて、同じ、地域みらい留学している北海道の大空高校や、宮崎県の飯野高校もやってたり、今度、中学校でも始まるみたいです。

仕事図鑑をつくっている高校同士が集まる『仕事図鑑サミット』というものがあって。私は去年、参加して、北海道と宮崎県に友達ができました!」

交流会をした後はみんなで島ツアー!
夕暮れ時のビーチで大崎上島ポーズ📸

🟧島前)「へぇ〜!そういうのあるんだ!
仕事を求めて島外に出ることはありそうだけど、島に来ることはなかなか無いと思うから、仕事図鑑がそのきっかけや一つの魅力になってるのはすごいねー!しかも、Iターンだけじゃなくて高校生にもメリットがあって繋がりが生まれるのがいいね!島前もやってみたいね。

🟨海星)「ぜひやって欲しいなー。仕事図鑑を担当してる塾のスタッフさんに言ったらすぐにできると思います。
めっちゃ大変なんですけど、オープンスクールで1時間、2時間くらいで作る事もあって。インタビューをして、文書でまとめるというシンプルな作業なので、1日時間があれば出来ます。」

🟧島前)「へぇー!すごい!内容はお仕事の内容だけなんですか?」

🟨海星)「その仕事の大変な部分や、やりがいを感じる所とか生の声が入っています。それが良かったのかな。
今年は10冊目なので大崎海星高校の魅力化に関わった人にインタビューをしていて、仕事だけじゃなくて、高校との繋がりや”その人”のことについても取材してます。」

🟧島前)「見てみたい!高校生が作ってるのがいいね。
関わっている生徒はどれくらいなんですか」

🟨海星)「毎年違うんですけど、企画は6,7人くらい。コンセプトや、インタビューする人とかを決めています。インタビューするのは、20人くらいです。インタビュアーはみりょくゆうびん局
(インスタも見てください!https://www.instagram.com/kaisei.miryoku/
に入ってない人にも募集して行っています。大体12〜20人にインタビューして、1人大体1人か2人担当します。」

地域に出てインタビュー!

🟧島前)「どれくらいの期間でやるんですか」

🟨海星)「企画は4月、5月くらいに始まって。インタビューは10月末から始まってます。」

🟧島前)「じゃあ部活の集大成、メイン企画みたいな。」

🟨海星)「結構メインで大きいかな。長期企画。最終的に完成するのが、来年の2月、3月でお披露目会をします。
確か、海星高校の学校のHPに載ってます。調べたら出てくると思います。」

https://www.osakikaisei-h.hiroshima-c.ed.jp/300_highlights.html#zukan

🟧島前)「要チェックですね!」

🟨海星)「よろしくお願いします。」

🟧島前「記事にもURL貼っとくか。宣伝しておかないと。」

笑い

🟨海星)「是非、読んで見てください。私も去年は企画からやりました。」

🟧島前)「どうでした、企画は?」

🟨海星)「1冊の本ができる一連の過程を間近で見れたことはめちゃめちゃ良い経験でした。中々できない経験で面白かったです。」

🟧島前)「今見ているんですけど、写真がめちゃめちゃ良い。あと、イラストとかも生徒がやっているんですか。」

🟨海星)「全体のデザインはデザイナーさんに、委託してやってもらっています。生徒は記事を書いて、写真を撮って、タイトルを決めて。」

🟧島前「すご。」

🟨海星)「島前さん側には地域の方にインタビューする機会とかありますか?」

🟧島前)「あります!探求活動とか。
上島さんもだと思うんですけど、地域と関わる機会が本当に多くて!プロジェクトで関わる人もいれば、私は日常的にお友達みたいに挨拶をしています。」

畑をしている地域の方に探究活動でインタビュー!

🟨海星)「めっちゃいいですね。お友達!」

🟧島前)「今度また、この町の郷土料理を教えてもらうんですけど、知り合いとして、そういう風に付き合っている人もいます。
おしゃべりから夜ご飯をごちそうしてもらって美味しいって言ったら『じゃあ一緒に作る?』っておばあちゃんが言ってくれて。
そういう関わり方をしている人もいれば、プロジェクトの過程でインタビューをしている子もいたり、『アマフェス』の企画を手伝ってもらったり。
今度開催するフェスで『やりたいんですけど、資金集めとかどうしたらいいんですかね〜?』みたいな相談を町長さんにしたりとか。」

🟨海星)「町長さんに直々に!!」

🟧島前)「行った笑。町長さんが高校生を歓迎して一緒に作ってくれる。
そしたら、町の資金でお金集められる仕組みで、『ふるさと納税』と『クラウドファンディング』が合わさったようなお金の集め方を教えてくれた。」

町長さんにも協力してもらっているというアマフェス
町全体で盛り上がっていて楽しそう!

🟨海星)「へぇー、すごーい!そんな簡単に町長さんに話に行けるんですね!」

🟧島前)「高校生に優しいですね、町長さんは。
町全体で、教育を盛り上げていこうと頑張っているので、町長さんも積極的に高校のイベントに顔を出してくれたり。」

🟨海星)「上島は結構地域の大人とは話すことが多いけど、役場には進出してないかな。」

🟧島前)「役場のIターンとかUターンで来た人に仕事を紹介する課が『1年間来たら、最初の3ヶ月はここで働いてください』みたいに振り分けていて。仕事紹介は『大人の島留学』という制度がその役割を担ってます。」

🟨海星)「大人の島留学っていうのがあるんですか?」

🟧島前)「大学生から社会人までが3ヶ月、1年間の期間限定で島に来て、シェアハウスで生活をしながら島の職場で実際に働く、インターンをやってます。」

🟨海星)「行ってみたい!大学生になって行こうかな。」

🟧島前)「10月に3ヶ月限定で来た人は20人くらい。そのスパンで出入りしている島留学の人が結構いて。あれ⁉みたいな。1年期間の人は今年度は70人くらい来てます。」

🟨海星)「そんなに!?」

🟧島前)「1年間きてる人は高校生と交流を持ってれます。今度、産業文化祭っていう海士町が主催の文化祭があるんですけど、そこでも高校生と島留学の大学生で協力して出店してる子もいます。」

🟨海星)「結構大規模ですね。」

🟧島前)「そうなんです。大規模だから仕事面の高校生の介入は新境地。

確かに。仕事図鑑、面白いね。」

🟨海星)「逆に大人の島留学がめっちゃ面白そう。それで来た人たちを仕事図鑑でまとめてみてほしい。」

🟧島前)「確かに。来てどうだった、とか。3ヶ月から1年に延長して、定住してる人もいるから。今のハウスマスターは元(大人の島留学生)です。」

🟨海星)「えー!」

笑い

ー終わりにー
この記事を海星高校の隣のミカタカフェで書いていたら、なんと…!島流れガールズ立ち上げメンバーの隠岐島前高校の卒業生と偶然お会いしました!
彼女も島流れガールズがきっかけで、大崎上島に来ていたそうで!
ご縁を感じてすごく嬉しかったです😊

来月も対話をして新しい記事を更新していくので、見守ってくださると嬉しいです!!


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