人は関係がないと知ろうとしない


最近、LGBTQ関係の諸々が盛り上がっている(よくない意味で)
けれど私の周りにそのことを話題にする人は少ない、当事者以外の人であるが。

ああなるほどと思ったこと。
先日元職場の人たちと飲む機会があったが、そのうち四人中三人には私がFtXであることを言っている。
男も女も恋愛対象ではないとはっきり言っている。
だけども普通に私に独身のシスヘテロ男性を紹介し、結婚を考えればどうかと話をする。
私が言った話を忘れているのか君たちは。

私がイラっとしたのは、紹介してきたことにではない。
伝えたことを多分全く理解していないのだなということを身に感じてイラッとしたのである。
確かにその場には一人カミングアウトしていない人もいたが、別にバレても差し支えはないのである。

なんだろうな、この一件でわかったのが、自分に関係ないと思うことは知ろうとしないんだなということ。
少しでも事情を理解できれば、多分話し方は多少なり変わるのではないだろうか。

そういう人はいないと思っているので、説明をされても多分頭に残っていないのかもしれない。
そりゃあ理解しようともしないというより、頭が働いてくれないのか。
興味がないことは忘れる、まあ、私だってそうだ。
これは本当に根深い問題だなとこんな些細な瞬間に身につまされてしまった。

酒の場で話したのも良くなかったな。
とはいえ、とはいえだ。
あんたの身内がそうだったらどうするよと喉まで出てしまった。
吐いてとけばよかった、次からそうしよう。


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