公開よむラジオ【佐伯ポインティさん、紫原明子さん編】

「スイスイサクサク よむラジオ」
トークイベント?
「公開よむラジオ」に参加しました!

実は「よむラジオ」のことはよく知らなかった(カツセマサヒコさん目当てだった)けど、すごく面白くて。
こんなに自分以外の人の内面を知れることってそうそう無いから、一言一句聴き逃したくない!ってなった。
スイスイさんとサクちゃんさんいわく、
「レポとかいいから、今日これ聴いて思ったこと書いて!noteに!」
とのことなので、思ったことを書きます。
参加してない人には優しくない内容かも。すまぬ。

「なんでそんなにアゲなの?」-佐伯ポインティさん

一人目、エロデューサー・佐伯ポインティ。
正直一番「わからなかった」!(笑)
まずポインティさん、話すとき主語を省略しがち(笑)
時折「ん?今の話、誰が主語なの?元カノ?一般ピーポー?ポインティ?」ってなった。
そういうのって時代なのかな?
それかポインティさんは「自分が主人公」だから、
そういうの省略しても誰かが補ってくれるんかな???
今日のトーク中、スイさんとサクさんが補足してたみたいに。

何となく意地悪な言い方になってしまうけど、
「あー、こういう人っているよね(笑)」と感じた。
自分が世界の中心で、面白いことにしか興味がない。
主人公だから、常に荒波やハイのテンションにいないと気が済まない。
「バイブス上がらないからできない」とか言っちゃう。

「ハタから見てる分にはいいけど、近づきたくないタイプだな」
って思った(笑)
ただ、ポインティさんの他にも、スイさんも持ち合わせてると言われた
「主人公感」。これに関しては大いに理解できた。
私も多分スイさんよりの人間で、ポインティさんとの違いは
ベクトルが「アゲ」か「サゲ」か。
私は断然「サゲ」の人間で、スイさんの言葉を借りて言うと
「辛くいたい」フシがあるんだと思う。

で、これよく考えたら同族嫌悪なんじゃね…?(笑)
もしくは、同じ主人公でも
「私はこんなに辛いのに、アイツはあんなに楽しそうにして!何なのよ!ムキーッ!!(ハンカチを噛む)」
みたいに、「アゲ」な人種を使って自らを「サゲ」に持っていく的な。
どちらも自分が世界の中心なことには変わりないんだけど…。

なんか、ポインティさんへ批判的な目を向けるのが恥ずかしくなってきた。
「俺もオシッコ漏らすから、みんなも漏らしていいよ!」
っていう優しさがポインティさんにはあるので、そこは見習いたい。

…これ優しさか?おい。笑

「なんでそんなに穏やかなの?」-紫原明子さん

二人目、エッセイスト・紫原明子さん。
このトークは、本当に深い部分までたどり着いたというか、
私達(特に女性)が、日常の中でモヤモヤと考える、
でもあまり言語化したくないような、そんなところにまで切り込んでいたように思う。

冒頭で印象的だったのは、紫原さんの
「相手を変えようとすればするほど、意固地になって結果挫折する。それがつらい」という言葉。

私達は中学生ぐらいの頃から、誰かと対立するたびに
「相手は変えられない、自分が変わるしかないんだよ」
と、周りの大人に言われてきたように思う。
その言葉自体は頭に沁みついて、おそらくもう取り除けない。

しかし、この言葉を本当の意味で理解して、
誰かと何か衝突がある度に、この理論を思い出して
実践する人が、大人の何割を占めているんだろうか?

私にも、言い負かそうと思って相手に挑んだり、
ねじ伏せてやろうと思って対峙したことは何回か、ある。
しかし、その度に上手くいかなかった。
胃がねじ切れるくらい悔しい思いもしたし、枕元に涙の海ができるくらい泣いたこともある。

それでも、また今日も懲りずに、
誰かに「変わってほしい」と思ってしまうんだろう。

「穏やかな方が、意見を聴いてもらえる」というのは
本当にそうなんだろうし、そういう経験も勿論あるけど、
それを普段からやってのけるのはなかなか難しい。

スイさんの「横並びが無いとやっていけない!誰かを蹴落として、蹴落とされてがないと無理」っていう意見が痛いほどわかる。
(今回、私はスイさんの意見に同調することがめちゃくちゃ多かった。やっぱりメンタルがヘラってるんだろう)

常に見つけられる(SNS等で、どんな仕事をしてるのかが調べれば出てくるような状態)人間でありたいし、
元カレにとっての最高の元カノでありたいし、
「何者か」にならないといけない、という焦燥感もある。
私の場合は元カレだけじゃなく、過去の上司とか私をディスってきた人とかもいるけど。(これはカツセさんと同じだった。)

ただ、そんな考え方や、マウンティングに疲れてしまったときに、
誰が優秀だとか劣ってるとか、
そんなことを考えずに弱みをさらけだせる場所があるのは、
心に一つの居場所を与えてくれることに繋がる。
紫原さんが行っている、社会的な居場所を作る活動は素敵だ。
1タイムラインに1紫原さん必要であろう。

ただ私は、誰かと自分を比べて落ち込んだり、
「あいつぜってえ負かす!!」と意気込むことは、
悪いことじゃないと思う。
いや、悪いことにしてしまったら、私はこれから
何を発奮材料にしていいのか、分からなくなってしまいそうだ。
いずれ「穏やか」にたどり着くものだとしても、
今はまだ、悔しさや悲しみ、劣等感から、
何者かになろうと意気込んでしまいたい。

だって、それしか知らない。
他に自分を奮い立たせる方法を、私は他に知らないのであった。


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カツセマサヒコさんとの回まで書いてると、
めちゃくちゃ長くなりそうなので分けたいと思います!
引き続き、よろしくお願いします。

日々の思うことを綴ります。エッセイ大好き&多めです!