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Nikon Z fc(とか)を使って写真がうまくなる方法(付録編)

Nikon Z fc(とか)を使って写真がうまくなる方法という記事の付録と捕捉です。

◎ピクチャーコントロール

メインで使っているピクチャーコントロールを配布しちゃうぞ!
※モデル 天宮来来来(https://twitter.com/nikoniko_yousei

ULTRA系
フィルム時代にメインで使っていたAgfa ULTRAを目指してつくったピクチャーコントロール、でしたがいろいろ変えていくうちにポートレート撮って出し用の調整になりました。
Fレンズ用とZレンズ用で僅かに味付けが違います。
撮って出しのまま使えるようにしているので撮影時の設定は少々シビア。
高感度ではディティールが潰れるので要注意です。

スクリーンショット 2021-09-05 22.50.22


BW01
フィルム時代にモノクロで常用していたネオパン400を1600に増感現像した画像を目指して作成。
潰すところは潰しトバすところはトバしつつイエローフィルターでまろやかに仕上げます。

スクリーンショット 2021-09-05 22.51.01


PT-03
ポートレートをメインに後処理の余地を残しつつもほぼ完成品に仕上げる設定。
ULTRAよりも編集の余地を残していて汎用性が高いです。

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PT-00HighOver
ハイを吹っ飛ばすことによりきらきらした写真をつくります。
使用時は露出も明るめに設定すると特性を活かすことができます。
どちらかと言うと動画で使うのがおすすめ。

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◎うまい写真?いい写真?

Nikon Z fcを使って写真がうまくなる方法ということだったので、Zfcのダイアル式という特性をなるべく活かしてのうまくなる方法を記述しました。しかし、光の扱いや構図のつくり方もうまさの要因ですので、うまくなるためにはその辺も考えていく必要がありますのでご注意ください。また、うまい写真といい写真は違います。今回の解釈としては、いい写真のイチ要素であるいい瞬間を逃さないために、カメラを理解し使いこなすということに重点を置いています。”いい瞬間””二度と撮れない瞬間”あたりにヒントがあると思いますのでセンスをぶん回して探してください。これは撮る本人にしかできないことです!まずは自分が撮りたいものを撮りたいように撮る、これがいい写真の撮影への一歩かと思います。あまり難しく考えずにとにかく楽しんで!その楽しみの過程を操作が邪魔しないように、Nikon Z fcを使って写真がうまくなる方法という記事を書きました。

◎使いこなすことがうまくなること。

Zfcでスナップ やっぱり写真はこうでなくちゃという記事を書きました。これはZfcが届いた初日に近所を散歩して撮ったものなのですが、こちらに掲載の写真で何をしていたのかを記述しておきますね。自分の感覚と機種の特性をすり合わせるテストをしています。

Nikon Z fc + NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR
ピクチャーコントロール オート

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瞬間を撮りのがさない瞬発力のテストをしています。
シャッターは速めに、F値は絞りつつ、ノーファインダーでオートフォーカスで動体狙い。ピクチャーコントロールはオート。
これZ fcでのファーストカットなのですがなかなか良くないですか!?
露出はマニュアル。ちょっと暗いですね……。

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ダイナミックレンジのテスト。
APSってこんなに写るんです(?)ね!

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キットズームレンズのボケのテスト。
F値暗めのAPSでもこんなにボケをつくれることに驚き。
これなら1台目にZ fc+キットレンズを選んだ方もボケを楽しめそう!

Nikon Z fc + COLOR-SKOPAR 35mm F2.5
ピクチャーコントロール オート(と、モノクローム)

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これ、驚きました!
低感度の中判フィルムで丁寧に現像したかのようなディティール。
APSですら最近のデジタルはここまで写るんです(?)ね!

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これは使い慣れてれば撮れてたんだろうなーっていう失敗写真。
1.5秒前にもう少し明るめでレリーズしていればなかなか良い写真になっていたと思います。ピンもきてないし何もかもアレだな。
こういった瞬間をきちんと撮るためにメカを使いこなせるようにしておきたいっ!

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レリーズタイミングのラグの訓練。
いい色の車をいいタイミングで止める。
この機種ではベストのタイミングを撮るためにいつシャッターを切ればいいのか。身体のラグ(シャッターの位置に慣れていないことなど)とカメラのラグがあるので新機材ではテスト必須です。
また、操作の慣れはもちろん、左目(ファインダーを覗いていない方の目)を開けることでラグを軽減することができます。

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できた!
反応速度めっちゃ速い!ほぼ切ろうとした瞬間で撮れる!
こういうところで手を抜かないのがさすがNikon!

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空を撮ろうとしていたところ子供が走り込んできたので咄嗟に構図を変えてのレリーズ。
いけるやん!(慣れてきた)

Nikon Z fc + COLOR-SKOPAR 35mm F2.5
ピクチャーコントロール F-ULTRA

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高感度テスト。
左のワイヤーの細部は潰れていますが嘘っぽくなくて良いですね。
オリジナルピクチャーコントロールのF-ULTRAは黒いところをばっさり切り捨てるので、夜間は余計な情報が入らず主題のみを浮き上がらせます。

◎付録のオマケ

Z fcに色んなレンズ着けて遊んでみたからまあ見てってくれよ。

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COLOR-SKOPAR 35mm F2.5
着けっぱなしに最適!見た目もこれがベストだと思っていたのですが……

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Ai 50mm 1.8s
完全にマッチ。さすが純正品。
アダプターは軽量な焦点工房。

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80-200 2.8 直進ズーム
レンズにカメラが着いているっ!
AF-Nikkor(旧)とかが正式名称なのだろうか。
無茶振り感あるけどFM2に着いていたこともあったであろうレンズ。

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オマケのオマケ。
アンバーブラウンになりました。






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