NIKKOR Z 40mm f/2の謎
このブログは日常的に撮っている寫眞をまとめてアップしたりする用途で使おうと思っていて、機材レビュー的な事はそんなに元々興味がなかったわけだけれど……。
NIKKOR Z 40mm f/2、発売翌日に予約したもののいつまで経っても届かず、1ヶ月ぐらいしてやっと届いた。
まだ2週間ぐらいしか使っていなくてテスト期間中。それでZfcに付けっぱにするためだけに購入したところではあるんだけど、ちょっと様子がおかしい。
Ai-s系レンズの匂いがする。
もっと言うと58mm 1.4Gの匂いがする。
値段とサイズからして撒き餌のお手軽レンズと見做されていて、レビューサイトとかでもそんなに追求されてないし話題も軽さと安さに焦点が当たっているけど……、
歴史的銘玉の匂いがする。
なんだ、これは?
届いてすぐ撮ってみたお試しショット。
Zシステムは得てしてシャープネスが効き過ぎる傾向があるから自分はピクチャーコントロールでシャープを落とす設定にしている。
とは言えこれはピンボケなのかピントピークの柔らかさなのか。困惑を得たファーストインプレッションでした。
待って、その看板の点光源、懐かしい。
そしてZとは思えぬフリンジ(?)の気配よ。
それでやっぱり近景から遠景の分離はZの持ち味を継承していて……
そんな描写をしながらもこの蛍光灯はもうAi-sじゃん!
おかえり!ただいま!
これに銀粒子を乗せたらフィルムじゃん!
なんだこれ!?
Zで光が滲む。
それでいて右側のタイルの反射は間違いなくZレンズ。
逆光はフィルムなのに反射はZ!
その前景のボケ方、ざわつかせながら美しいだと?
白飛びなんかトバしちゃいなよ!
ただしピント面は潰しもトバしもしないけどな!
どういう技なのこれ!?
影の中の人物は懐かしいのに建造物の反射は間違いなく現代の描写。
襦袢クラブ。
会場の明かりは写真家にとってかなり地獄なんだけど描写できてますね……。
襦袢クラブってなに?って人はとりあえず遊びに来て!
えー、これ3万円未満で買えるとかどんな世界なのー!?
58mm/1.4Gと張れちゃってないー!?
というか新境地(どこかで聞いた言葉だ)来ちゃってるじゃん!?
レビューサイト、俺なんかに書かせてないで仕事してー!
と思っていたらとても良いレビューがありました。
NIKKOR Z 40mm f/2 レビュー:クラシックレンズにZの気配を
この方は冒頭で一瞬にして
「AI Nikkor 50mm f/1.8Sじゃん、」
と見抜いています。
やっぱそうだよねー!?
おかえり!ただいま!
Carpe diem🍺 Memento mori💕
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