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【10分師匠】「イチローの流儀」〜山本益博〜

どうも、伊志嶺海です。

このマガジンでは、毎朝10分間で偉人の哲理を学ぶPodcastプログラム「10分師匠〜偉人の哲理〜」の内容を発信しております。

音声はstand.fmとSpotifyで聴くことができるので、そちらもぜひCheckしてくださいね。

さて、今回の師匠は山本益博さん。
山本さんは料理評論家としてご活躍されている方になります。
今回山本さんは、あのイチロー選手とお会いされたエピソードから教訓をご教示頂きました。

山本さんは2005年に、イチローさんと会食をされたそうでして、そのときのイチローさんの言動に感銘を受けたそうです。僕もこのエピソードを読んで、これはもう日本の義務教育で教えるべきだと思いましたね。プロとしての意識はもちろん、大人の趣ある言葉遣いも学ばせて頂きました。

特に私が大事だと思ったのは、「小さなことを積み重ねていくことが、とんでもないところへいく唯一つの道だ」というものです。今の自分とかけ離れた目標ではなく、少し努力すれば届くような小さな目標を設定し、それを達成して満足感を味わいながら進んでいく。この積み重ねが大事だとイチローさんは仰っています。

ただ、この積み重ねるというのは、情熱を持ち続けていないとできないことだとも言います。たしかに自分の情熱がないことだと、何ヶ月何年と続けることは辛いですし、難しいですよね。

また、山本さんがイチローさんと会食をすることになったときのエピソードも面白いんです。

山本さんが場をセッティングするにあたり、天ぷらかお鮨のどちらがいいか仲介の方を通してイチローさんに尋ねたそうなんです。そのときのイチローさんの回答が、

「天ぷらについてはよく知らないので、できればお鮨にしてください。」

というものでした。これなかなか言えないですよ。普通だと「お鮨が好きです。」とかですよね。

そして、実際に会食が開かれ、食事が終わった後にイチローさんが店主の方に言った言葉も素敵です。

「次は、僕一人で来てもいいですか。」

これも「美味しかったです。また来ますね。」ということですよね。美味しかったと言うだけでも素晴らしいのに、こんな粋な言い方ができるなんて、人として尊敬できるなと思いました。

目標の立て方だけでなく、大人の所作についても学び深いイチローさんの流儀は、ぜひ自分にも取り入れていきたいですね。学校や仕事で目標設定をすることも多いと思います。そのとき、他人に与えられた目標とは別に、自ら小さな目標を立てる癖をつけていると、とんでもない境地に辿り着けるかもしれないですね!


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