#133 大学の教授に学んだ"親孝行"の考え方【一笑門 マガジン】
どうも!海先輩です!
このマガジンでは、毎朝配信しているPodcastプログラム「海先輩の一笑門RADIO」の内容を発信しております。
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社会人になると両親の見え方が変わったりしませんか?
大学を卒業して親元を離れた生活が始まると、両親のありがたみをひしひしと感じます。
今沖縄から千葉に両親が来ていて久しぶりに会ったのですが、ここまで育ててくれたことに改めて感謝です。
おはようございます。海先輩です。
今日は大学の教授に学んだ"親孝行"の考え方についてのお話です。
いろんな関係性の家族があるので一概には言えないですが、親孝行は良いことだと言われることが多いですよね。
初任給でご飯に連れて行ったり、プレゼントをあげたり、行きたい場所に連れて行ってあげたりなど、いろいろな親孝行の形があると思います。
僕が大学生のときに、当時お世話になっていた研究室の教授から親孝行の考え方を学んで、それがしっくり来て今でも大切にしている感覚なので、今日はそのお話をシェアしたいと思います。
僕は大学時代は情報工学系の学部で、通信について学んでいました。
ある日ゼミの質問タイムで、僕は教授のこんな質問をしました。
「先生、僕の母は電子レンジの電磁波は身体に悪影響を及ぼすとものすごく毛嫌いしていて、あまり使わないでと言ってきます。電子レンジの電磁波は、本当に身体に悪いんでしょうか?」
すると教授はこう教えてくれました。
「いえ、電子レンジの電磁波は身体への悪影響はないと思って結構です。」
科学的な理由は割愛しますが、結論としては悪影響はないので心配無用とのこと。
しかし教授は続けてこう言いました。
「でもお母さんは君のことを心配して言ってくれているのだから、科学的に論破して問題ないことを証明するのではなく、気をつけるね、と言ってあげる方が親孝行だと思いますよ。」
僕は感動しました。
本当に電子レンジが身体に悪いかどうかではなく、自分のことを心配してくれているという部分にフォーカスすることが大事だということです。
やっぱり両親って世代のギャップがあるので、考え方や価値観がそもそも違うことの方が多いです。
そのときに自分や自分ら世代の価値観を無理に理解させようとするのではなく、両親の言っていることを尊重してあげることも、ひとつの親孝行かもしれませんね。
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