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#72 寝起きの気分は、一日中続く【一笑門 マガジン】

どうも、伊志嶺海です。

このマガジンでは、毎朝配信しているPodcastプログラム「伊志嶺海【一笑門 RADIO】」の内容を発信しております。

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おはようございます。伊志嶺海です。

今日は一日を有意義にする朝の過ごし方についてのお話です。

みなさん朝は得意でしょうか。
僕は幸運なことに朝は得意な方で早起きもそんなに苦ではないのですが、それでも二度寝したくなったり、寒い冬なんかは布団から出られなくなったりしますね。

以前からときどき紹介していますが、僕は今海外のポッドキャスターであり、元僧侶でもあるジェイ・シェティさんが書かれた「モンク思考 自分に集中する技術」という本を読んでいます。

この本はジェイさんが僧侶として修行を積まれていたご経験をもとに、人生を有意義に生きていくための考え方が説かれているのですが、本書に書かれていたルーティーンに関する章がとても興味深かったです。

特に今回紹介したいのは、「早起きはやっぱり大切」ということです。

ジェイさんは、「一日を充実させたければ、今より1時間早く起きよう」と本書で話されています。

冗談じゃないですよね。「ただでさえ遅くまで仕事をしてクタクタで帰宅し、倒れ込むように眠りについて気がついたら朝という生活をしているんだから、そこにさらに1時間早く起きるのはまっぴらごめんだ!」という声が聞こえそうです。

ただジェイさんは聞いてくれと言います。

疲れが抜けないまま仕事に向かい、一日中「自分はこんなはずじゃない、もっとできるはずだ」と思いながら過ごしたい人なんていますか?と。

寝起きのエネルギーや気分というのは、一日中継続するものです。そのため、より有意義な毎日、人生を送るためには、朝の過ごし方が肝心だとジェイさんは言います。

多くの人は、朝の通勤や通学から逆算して起床するのが習慣になっていますよね。そして慌ただしく身支度と朝食を済ませて、持ち物を揃えたちょうど出かける時間に。

ただそれは「ちょうど」であるため、もし遅刻しそうになれば朝食を抜いたり、ベッドメイクもしないまま。ゆっくり身支度する時間もなければ、歯磨きもいい加減になる。

何もかも放り出して家を出るので、ぐちゃぐちゃの片付いていない家に帰宅することになるわけです。

時間に余裕がない状態では、目的意識を持って丁寧に取り組むことはできません。朝からプレッシャーや焦燥感に駆られながら過ごしていると、一日ずっとその調子で授業や会議に臨むことになってしまうんですよね。

逆に早起きをして朝から余裕のある有意義な時間を過ごすことができれば、その日一日を充実させることができます。

これは成功しているビジネスパーソン達も実践しており、Apple社のティム・クックの起床時間は午前3時45分、イギリスのコングロマリット、ヴァージン・グループのリチャード・ブランソンは午前5時45分、オバマ元大統領の奥様ミシェル・オバマは午前4時30分に起きているそうですよ。

一日の始まりに時間的な余裕を作っておくことで、その日は終始、時間に追われずに過ごすことができます。一日の途中に同じような余裕を作ろうとすると難しいですよね。

もちろん睡眠時間を削ってまで早く起きようということではなく、早起きする分、夜は早めにベッドに入り、十分な睡眠時間を確保しましょう。

朝にゆとりができたら、その時間は自分だけの特別な時間になります。普段は仕事や家族などのために時間を使う必要があるわけなので、この朝のフリーな時間は自分への最大の贈り物として有意義に過ごしましょう。

自分でコーヒーを淹れれば、通勤途中に慌てて飲む缶コーヒーよりも格別に味わって飲むことができます。他にも読書をして知見を広げたり、運動をしたり、その日一日をどう過ごすか計画する時間に充てることもできます。

ジェイさんはこのように朝の時間帯に余裕が持てると、今の自分に1番欠けているものが、満たされていく感覚を覚えると言います。今の自分に何よりも足りないものは、"自分のための時間"だと気づけるわけです。

僕自身も朝のルーティーンがあり、好きなことを朝で全部やりきっちゃうことにしています。僕が必ず毎朝やっていることは、

■ジョギング
■note1記事執筆
■Podcastの配信
■ブログ執筆
■オンライン英会話
■ギターの練習
■読書

です。これらを毎朝できるようになると、朝で好きなことをやっちゃっているので、その後の仕事は"ついで"くらいに思えて気持ちも楽になります。

早起きも最初は少し大変ですが、朝のルーティーンを決めることで、これをやるために今起きなきゃ!と思えるので、ぜひ早起きして何をするのかというところまで決めてみてくださいね!

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