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20年前の転職体験|嫌で辞めたのに同じ属性の仕事に再就職した話

おはようございます。お題に転職体験記とあるので、もうかれこれ20年くらい前になる転職体験記を綴っておきたいと思います。(筆の進むままに書いています。なんか変だったらごめんなさい。後でリライトなどするかもしれません)

オチ無しの展開になってしまいました。
転職で劇的に人生変わった!とかはありません。

現実路線のなんか嫌で辞めて、おかげさまで今のところに落ち着けたというのが今という展開でした。

一応これが僕の転職体験です。


当時のIT企業は超絶ブラック企業だった(振り返れば自分もブラック人間)

最初ぼくは大学卒業後に小さなコンピュータの会社に就職しました。専門がコンピュータだったわけではないけれど、PCが好きだったのであまり深く考えずにとりあえず地元のコンピュータを生業をしている企業を探して就職しました。

当時は座ってパソコンをカタカタするのを仕事にするのが憧れだったのです。それくらい簡単に考えていました。

しかし、実際に就職すると「僕にはプログラミングに向いてない!!」というのが自分の状態でした。ロジックがなかなか組めないし、周りの同僚や先輩はどんどんプログラムを完成させていきます。正直、ぼくは焦りました。劣等感にも苛まれました。あーもう無理だ。やっていく自信がない・・・。と。

さらにその会社はサービス残業当たり前。当然仕事が終わるのも遅いです。夜8時に帰れれば早く、いつも夜の10時、11時は当たり前でした。

7時台に帰ってときは、「早いねぇ」と嫌味っぽく言われてことを今でも覚えています。不当に長く拘束されているわけですが、みんなが居座るので、そういうものだと思ってました。

会社と家の往復で、外部の情報源はたまに話す友達の話とテレビの番組くらいです。それしかないから「仕事を辞めて転職する」という選択肢は思い浮かびませんでした。転職するにもあるのは、職業安定所かコンビニの転職雑誌くらいでした。

きっと当時は洗脳されていたのでしょうね。情報が限られると人は不思議なほど縛られます。きっと北朝鮮が統治できているのは同じ状況なんだなと思います。

まさに、ブラックと気づかない、むしろブラックの伝道者ともなりえるブラック人間の誕生でした。

きっと、当時今レベルの情報社会なら違ったでしょうね。今はスマホ経由でネットやSNSからさまざまな情報が入ってきます。その時置かれていた状況が異常事態ということはすぐさま気づき、もっと早く会社は辞めていたと思います。

そういう意味では、現代の方が良いのかもしれませんね。

限界はついに来た|もうどうでもいい

とはいえ限界はいつか訪れるものです。3年くらいたった時に、昼夜が逆転してしまいました。そしてとうとう会社に行くことができなくなりました。

いやちょっと違いますね。正直言うと、もうどうでも良くなったという感じです。かなりストレスが溜まっていたのでしょうね。かなり自分でも鬱っぽくなっており、何か一線を越えたような気持になり、それが「もうどうでもいいや、もう行かない」となってしまったのです。プツりと音が聞こえたような気がしました。

当時寝転がりながら、MISIAのEverythingを聞きながら「やまとなでしこ」をぼーっと見ていたことを思い出します。現実逃避というか無心でした。

その後のことはあまり思い出せないのですが、そのあと、一応復帰しましたが、ほどなく上司に退職の意を伝えました。吹っ切れているというのは恐ろしいほど潔くなります。

会社を辞めた時は解放感は最高|だけど半年ほどして不安押し寄せる

当時自分は若かったので、後のことなどあまり何も考えておりません。なので「やった、自由だ!」と思ってました。

自己都合の退職だったので、3か月待機の後、失業保険をもらってました。質素倹約につとてめ、次の就職のためにと資格の勉強をしたりサーフィンなどをしてました。プロサーファーになってやるとも思っていました笑。当時を思い出すと何とも楽観的です。

ここまで書くと、会社を辞めて大正解な展開ですが、現実はそうではありません。取ろうとした資格は一通り勉強はしたものの受験は失敗に終わり、プロサーファーなど夢のまた夢のようなほど下手くそでした。

貯金も底をつき始め、失業保険の給付も終わろうとしてたので、だんだんと焦りを覚えるようになりました。

ハローワークで職探し|アルバイトで食いつなぐ

結局、そろそろやばいなぁと思い、職安(ハローワーク)で仕事を探しました。当時は就職氷河期と言われていて新卒でも就職先がなかった時代です。実際には選ばなければあるという時代でした。とはいえまた長く働くところです。あまりにもパッとしたものがなく、アルバイトに切り替えて探しました。

そうしたら、1つデータエントリーの仕事を見つけました。正直、誰でもできる仕事でした。まぁIT系といえばIT系でしょうか。でも単純作業です。当時はあまり考えることはしたことなく、データエントリーは単純作業だからいいなぁと思って選びました。

今でこそ、AIに置き換わってしまうような仕事ですが、当時はAIという言葉はほぼ聞きません。そのような仕事でもしっかりと需要があったのです。

アルバイトをしながら職を探せばよいと思ってました。

アルバイトからそのまま就職|まさかのIT部門

アルバイトを半年ほど続けた頃に上司の方に、このまま就職できないかと相談をしてみました。しかし、現実は厳しく、今は景気が良くなく厳しいころだから採用できないと言われました。

後でわかったことですが、その1年くらい前に大きなリストラをしたようでいうタイミングが良くなかったようです。

しかし、その上司の方はとても良くしてくれて、さらに人事の他、別の部門にも聞いていただいたみたいでした。そしたらITが人を採用したいとあるがどうする?と問われました。

とてもありがたい話でしたが、正直その時はかなり迷いました。なぜなら、ITが嫌で会社を辞めたからです。またイヤになったらどうしよう。そんなことを考えてました。

結局、やってみよう!と決断して就職させていただきました。今ではその上司に感謝感謝です。そして今現在にまで至ってます。

正直今から転職はきつそうなのでリスキリングに目覚め中

しかし、このご時世。いつ何時クビになるかわかりません。同じ職場のメンバーも怒涛の如く変わました。今は何とか生き残っている状況です。思えば無意識の中でしがみついている自分がいます。

年を重ねたせいか、組織で働くコツのようなものは備えました。お金の入用な時期にもなってきているのでこのまま働かせてもらおうと思ってます。

とはいえ、急な進路変更やもっと自分の付加価値を高めるうえでも、リスキリングにも目覚めつつ朝早くからnoteを書いたり勉強したりしています。(今日もまた寝坊してしまいましたが・・・)

#3行日記 :最近寒いですね

今日も寒いです。そして運動はサボり気味。今日はできそうなのでこれからしようと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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