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高校無償化|公立と私立で方法が異なる|都道府県で補助金の格差があるようです|気になるあなたの住む都道府県はいかに?

先日、高校の入学式に行った記事の中で、高校の無償化についてふれました。公立・私立ともに無償化となり、子供を学校に通わせるものにとっては大変うれしいのですが、実際の手続きは公立・私立とで大分差があるような気がしました。

公立・私立1校づつしか知りませんので、たまたま自分のケースだけかもしれませんが、違いを残しておこうと思います。

全国都道府県を調べてみたら、私立高校の入学金や授業料のサポートには結構な格差がありそうでした。

こちらは、昨日の記事です。


高校無償化はありがたく、家計は大変助かっております

「私立高等学校授業料の実質無償化」のリーフレットより

最近は、増税、増税で頭が痛いですが、高校無償化については大変助かっております。まぁ、その分税金が上がっているのですが、子育てする側にとっては大変ありがたいのです。

高校無償化は平成22年(2010年)から始まっています。公立高校は不調週による無償化で、私立は就学支援金が出るようになってました。私立は一部補助が出る感じでした。

しかし、令和2年(2020年)から就学支援金が大幅アップ。所得制限があるものの、人によっては私立高校の授業料が実質無償化になったのです。

さらに、県により補助も追加されます。

公立|授業料約12万円が無償化|手続きは簡単でした

引用:平成21年度文部科学白書より

公立高校は日本全国授業料は国から年11,1800円(月9,900円)支援されます。不支給による支援です。手続きは保護者分のマイナンバーカード情報の提出だけで済みました。

その後、授業料は徴収されることなく済みました。

私立|授業料約40万円が所得に応じて無償化|手続きはやや複雑

引用:平成21年度文部科学白書より

国から年収590万円以下の人には国から年間396000円の補助、年収910万円以下の人には公立と同じく年間118800円の補助がでます。

一方私立の場合は、上記の国のサポートに加え県からも独自に補助金が出ます。県によって変わります。

なので、両親の所得証明の書類を提出する必要がありました。公立では国からマイナンバー情報をひっぱって効率よく判定するのに対し、私立の場合は、国からは都道府県に就学支援金が出され、学校は都道府県に申請して、お金を代理で受領。その後、各生徒に振り込みする形となっています。

私立の場合はマイナンバーで申請しても手間がかかる傾向|アクセス制限が関係?|それとも県を経由するため?

私立の無償化が面倒なのは、国が県に補助金を送って学校が代理受領するところが申請をややこしくしているような気がしてなりません。

公立のようにもっとシンプルにならないかなと思ったります。

国からの補助金を県が受領し、その補助金を私立学校ごとに渡し、学校から生徒に配布です。たぶんマイナンバーを提出されても国なら全部丸見えで管理できるけど、県からはそこまでみられないのでは?という気がします。

ゆえに、保護者の課税証明書をすべて用紙で提出するような手間が加わっているの方と思われます(あくまで自分予想です)

私立の無償化は都道府県によって、サポートが全然異なる|どこが一番良いのだろうか

私立の無償化は県によって対応が異なるようです。同じように国から補助金がでているはずなのですが、なぜなんでしょうか。ちょっとそのあたりわかりませんが、例示したいとおもいます。

ベネッセさんの入試情報サイトによくまとまっていたので参考にさせていただきました。見方は以下となっています。

橙色:国からの支援
水色:都道府県独自の支援

さて、みなさんの住んでいる都道府県の高校無償化はどんな独自サポートがあるのでしょうか。

ベネッセさんのサイトからなので信憑性は高いと思いますが、都道府県の公式サイトとは異なりますのでひょっとしたら最新ではないのかもしれません。そこのところはご容赦くださいませ。

北海道の授業料補助

引用:ベネッセ(入試情報/入試データ)より

年収590円以下の人の授業料負担をさらに軽くしています。

青森県の授業料補助

引用:ベネッセ(入試情報/入試データ)より

年収710万円までを補助しているようですね。

山形県の授業料補助

引用:ベネッセ(入試情報/入試データ)より

年収910万円も補助を行い、それ以上の年収の方も補助がでるようですね。
かなり手厚いと思います。

宮城県の授業料補助

引用:ベネッセ(入試情報/入試データ)より

620万円までの方にサポートを追加しているようですね。

富山県の授業料補助

引用:ベネッセ(入試情報/入試データ)より

910万円までの方にも授業料のサポートを追加しているようですね。

福井県の授業料補助

引用:ベネッセ(入試情報/入試データ)より

おお~、なんかめちゃめちゃ手厚いような気がするのですけど。

岐阜県の授業料補助

引用:ベネッセ(入試情報/入試データ)より

800万円未満まで手厚いサポートのようです。入学金のサポートがあるのもうれしいですね。

山梨県の授業料補助

引用:ベネッセ(入試情報/入試データ)より

キレイな階段状になってますね!

静岡県の授業料補助

引用:ベネッセ(入試情報/入試データ)より

階段状にきれいなサポートですね。

愛知県の授業料補助

引用:ベネッセ(入試情報/入試データ)より

入学金までサポートされてるってすごいですね。

栃木県の授業料補助

引用:ベネッセ(入試情報/入試データ)より

授業料全額のサポートがあるのはうれしいですね。

千葉県の授業料補助

引用:ベネッセ(入試情報/入試データ)より

千葉県は、640万円未満の方の授業料サポートがとても手厚いですね。

埼玉県の授業料補助

引用:ベネッセ(入試情報/入試データ)より

施設費等納付補助金もあるのですね。
授業料以外に地味にかかりますものね。

東京都の授業料補助

引用:ベネッセ(入試情報/入試データ)より

さすが東京。一番手厚いような気がします。
全年収でサポートがあるのはさすがですね。

神奈川県の授業料補助

引用:ベネッセ(入試情報/入試データ)より

年収700万円あたりが大きな壁のようです。

滋賀県の授業料補助

引用:ベネッセ(入試情報/入試データ)より

若干少ないですが、910万円までサポートが行き届くのですね。


京都府の授業料補助

引用:ベネッセ(入試情報/入試データ)より

同時在学加算がある京都府は独特ですね。

兵庫県の授業料補助

引用:ベネッセ(入試情報/入試データ)より

910万円まで手厚いですね。

大阪府の授業料補助

引用:ベネッセ(入試情報/入試データ)より

大阪は学校負担も含めてサポーとがあるのですね。

奈良県の授業料補助

引用:ベネッセ(入試情報/入試データ)より

低収入の方にサポートを振り向けてますね。

鳥取県の授業料補助

引用:ベネッセ(入試情報/入試データ)より

キレイな階段状になてますね。

島根県の授業料補助

引用:ベネッセ(入試情報/入試データ)より

他の県と比べると県独自のサポートが少なく感じますが、低収入の方のサポートを強化しているようです。

岡山県の授業料補助

引用:ベネッセ(入試情報/入試データ)より

国の強化サポートをさらにサポートを高めていますね。

広島県の授業料補助

引用:ベネッセ(入試情報/入試データ)より

350万円以下の方へのサポートが高いですね。

山口県の授業料補助

引用:ベネッセ(入試情報/入試データ)より

入学金のサポートがあるのが良いですね。

香川県の授業料補助

引用:ベネッセ(入試情報/入試データ)より

香川県は入学金のみサポートがあるのですね。

高知県の授業料補助

引用:ベネッセ(入試情報/入試データ)より

高知県は階段状のサポートです。

大分県の授業料補助

引用:ベネッセ(入試情報/入試データ)より

大分県は住民税非課税世帯に補助金を多めにしているのと、
年収920万円まで約半額になるまで授業料を負担しているのですね。

長崎県の授業料補助

引用:ベネッセ(入試情報/入試データ)より

長崎も階段状になってるのですね。

国標準補助金のみの都道府県

引用:ベネッセ(入試情報/入試データ)より

上記にない以下の県は国が提供する標準の無償化の恩恵のみのようです。

秋田県、岩手県、福島県、茨城県、群馬県、新潟県、長野県、石川県、三重県、和歌山県、徳島県、愛媛県、福岡県、佐賀県、熊本県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県

まとめ:私立高校の無償化は都道府県にばらつきがあるようです

全国の私立高校無償化まで調べてみましたが、こうして並べてみるとなんか都道府県で不公平が存在しそうです。おそらく財政豊かな県ほど補助がたくさん出ている感じですね。

東京が一番手厚いような気がしました。一方標準パターンしかサポートされてない地域は特に九州地方に多そうな印象です。とはいえ、生活コストは高校の授業料だけではありません。

東京は物価や住宅費が高いので高校の授業料が無償化になっても別でお金かかりそうです。

あくまで私立の高校授業料のサポート具合だけフォーカスすると格差がありそうという結果となりました。

#3行日記 :大雨で大変でした


昨日は大雨で大変でした。出勤したらびしょ濡れ状態。かんべんしてください💦今日はどうやら晴れそうですが、なんか寒そうです。

#1年前 : なんか病んでる?

病んでるっぽい記事のようです。カミングアウトでなんともとっつきにくい記事ですね。笑

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!

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