タイヤの寿命を見極める方法:寿命の見方と劣化のサインを理解する|交換は早めが良いけど、早すぎは勿体ないので
先日から盛り上がっているタイヤ交換の記事。本日はタイヤの寿命の見方を書きたいと思います。タイヤはクルマが道を走るうえで重要なパーツです。溝がなくなってきたら交換はなんとなく分かるけど、具体的にいつごろと問われると、具体的には分からず迷ってしまいますよね。
自分でタイヤの寿命が分かるようになろうというキッカケは、いつもは、お世話になっているディーラーさんにタイミングはお任せでした。最近も「そろそろ交換時期ですね」と言われました。しかし、素人の自分の目だと「まだ、ぜんぜん大丈夫そう。本当なのか?」と思ったことでした。
調べていくと、タイヤの摩耗についてわかってきたことがあるので、それをまとめてみたいと思います。タイヤ交換、そろそろですねと言われたとき、果たして交換すべきか、もう少し待つべきか判断の参考になると思うのでよろしければ最後までご覧ください。
タイヤ側面のひび割れ(クラック)の入り方と溝の残量をチェック
1)溝の残量は1.6mm以上残っていること|理想は4mm以上
良く知られている寿命は、溝の残量です。みぞは残り1.6mmでスリップサインというものがあり、それが見えるようになるともう寿命といわれるところです。
理想は4mmになった時点でそろそろと考えていくべきでしょう。理由は上記のグラフが示す制動距離です。残り4mmまでは時速80kmからのブレーキにより48m以内で止まれたものが、2mmまで減ると50mを超えてきます。そこからどんどん増えてツルツルになると制動距離が80mになってしまいます。
なので残りの溝があっても、4mmになったら交換を検討した方が良いかもしれませんね。
2)タイヤのひび割れは、側面を見て5段階で判断
溝と同じく大事なのは、タイヤの劣化具合。劣化してくると上記のようにひび割れ(クラック)が出てきます。相当乗り込まないとタイヤの溝は減らないので、摩耗よりも劣化の方で交換される方の方が多いかもしれません。
一見してタイヤのひび割れが目立つのは接地面です。しかし、接地面はゴムが厚く比較的丈夫なのです。気を付けるべきは、タイヤの側面です。ひび割れの度合いで交換時期を見極めてみましょう。
レベル1,2は薄っすらとヒビが入っている程度です。このくらいであれば問題なく継続使用可能です。さらにヒビが深くなった状態がレベル3,4の状態です。この状態で交換を考えましょう。
レベル5の状態は危険な状態です。こうなる前に交換が良さそうですね。
自家用車のタイヤも実際に見てみた
自分の車のタイヤを見てみました。どちらも溝はまだあるようで、外観が気になりだしました。
1車目)劣化具合はレベル2かな?
点検の時に、まず言われたのはこのタイヤ。「そろそろ交換時期ですねぇ」と言われました。ただ、自分は、本当に交換すべきタイミングなのかな?と思ったのでした。確かにひび割れは出てきているのですが、側面はまだまだ元気。溝も4㎜(半分)ある。即変えないといけないのだろうか?と思った。
実は、店長さんや自分に付いている担当営業の方が代わりました。代わったら急に言うことが変わってきたので少しあれ~?と思ってるのです。
クラックの発生レベル5段階で見てチェックして、もう少し様子をみることにしました。あと1年ほど。
2車目)レベル4ぐらいの劣化??
もう一台も違うディーラーさんで見てもらい、「かなりキテマス」と言われていました。こちらはもうシワシワです。さらに怖いのは側面ですね。
くっきりと、ひび割れが横一文字にビシッと入っていました。これはレベル4と判断して交換しました。
先日の記事の通り、しっかり交換してくれて今はこの通り!(美しい~)
まとめ:タイヤの変え時は、自分の目でも確かめてみよう
車のことはディーラーさんなどにお任せするととても安心。ただ、自分の目で見て納得するのも大事だと思った次第です。
車屋さんは、クルマの面倒を見てくれる一方で営利企業。売り上げは欲しいものです。早め早めは安全なのですが、早すぎるくらいに早く声をかけてくることもあります。専門的なところはお任せですが、目で見えるところは、自分でもジャッジできるようになると、より納得して車とつきあえそうですね。
本記事は、日本自動車タイヤ協会のページを大いに参考にさせていただきました。ありがとうございます。
#3行日記 : 久しぶりに早く帰れました
ここ最近、残業続きでしたが、久しぶりにスパッと早く帰ることができました。仕事終わってから自分の時間が持てることは最高です。こうして忙しい時期があって、そうでもない時期もあって、ほどよく繰り返すのがメリハリを生むような気がします。
本日も最後まで読んでくださいましてありがとうございました。
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