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人それぞれの『GW』

『ゴールデンウイーク』とはそもそも何なのか。

「ゴールデンウィーク」の名称は、映画会社の大映が松竹と競作して1951年(昭和26年)に同時上映となった『自由学校』が、大映創設以来最高の売上(当時)を記録し、正月映画やお盆映画以上の興行成績を残したことで、この時期に観客を多数動員し活性化することを目的として、当時の大映常務取締役であった松山英夫によって作成された宣伝用語であり、和製英語である。1952年(昭和27年) - 1953年(昭和28年)頃から一般にも使用されるようになり、他の業界にも広まった。

Wikipediaより

『ゴールデンウイーク』という名称は和製英語だろうなと思っていたので驚きはありませんが、まさか映画業界発だったとは。
てっきり観光業界あたりが発祥だと思っていました。

しかも歴史が意外と古くおよそ70年も前から続いているとはびっくりです。
もはや日本文化の一つと言っても過言ではないでしょう。

そんな『ゴールデンウイーク』ですが、よく『GW』と略されます。
むしろ『GWセール』やら『GWツアー』『今年のGWは~』など略されたほうが目にする機会が多いような気がします。

『GW』を見て大半の方は『ゴールデンウイーク』と読むと思います。
しかし私はどうしても違う言葉が思い浮かんでしまいます。

それは『ガンダムウォー』。

「機動戦士ガンダム」シリーズをモチーフにしたTCG(トレーディングカードゲーム)、『GUNDAM WAR』です。略して『GW』。

Amazonより

1999年2月に第1弾が発売。2011年5月発売の第28弾をもって終了。
およそ12年続いた、ガンダムの名を冠した最長の販売年数を誇るカードゲームです。

TCGの宿命であるカードパワーのインフレをリセットするために「GUNDAM WAR NEX-A」としてリニューアルするまでドハマりしてました。
何種類かTCGは遊んでいましたがその中でも一番、いやすべてのTCGの中でも原作再現度・ゲーム性ともにナンバーワンだと今でも思っています。
いまだに集めたカードは押し入れの中にしまってあります。

そんなドハマりしていたせいか年がら年中『GW』という文言を見ていたので、『GW』を見ると『ガンダムウォー』が想起されてしまうのは仕方のない事なのです。
年に一回の『ゴールデンウイーク』に勝ち目無しです。


「ガンダム」関連だと他の作品を思い浮かべてしまう方もいらっしゃるかもしれません。

それは、『新機動戦記ガンダムW(ウイング)』です。

ガンダムウイング、略して『GW』。

海外の、特にアメリカのガンダムファンは『GW』を見たら『ゴールデンウイーク』ではなく『ガンダムW』を思い浮かべてしまう可能性が高いでしょう。

何故なら『ゴールデンウイーク』は日本独自の文化であることと、アメリカでは初めて放映されたガンダムが『ガンダムW』で作品人気が高いからです。


『GW』はもう『ガンダムウイーク』でいいんじゃないかと思ってしまうガンダムファンの私。
とりあえず「機動戦士ガンダムF91」は外せないとしてあとは何を観ようか……

いやまてよ、『GW』だと『牙狼(ガロ)ウイーク』でもいいんじゃないか?
むしろ「牙狼」は”黄金騎士”なので黄金週間により相応しいのでは!?
特撮にどっぷりの連休も悪くない。

いやいや黄金なら「聖闘士星矢」も忘れちゃいけません。
黄金聖闘士(ゴールドセイント)大好きっ子の私としてはこちらも外せない。

うーむ、何を観るか考えてるだけであっという間に『ゴールデンウイーク』が終わってしまいそうです。



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