見出し画像

コミックスの価格から物価上昇と給料のバランスを見てみた

本屋をのぞくと『るろうに剣心 北海道編』の新刊があるじゃないですか。
これくださーいとレジに持っていって「おや?」と思う。

税込572円(本体520円)!?
コミックスってこんな値段だったっけ?
ジャンプコミックスって300円台じゃなかったか!?
あまり値段を気にせず買っていたので今さらながらびっくり仰天。

帰宅後、本棚から『るろうに剣心』の第一巻(1994年発売)を引っ張り出して確認してみると、税込390円(本体379円)でした。

本体価格で比較すると、およそ30年で約1.37倍の上昇です。

ここで思い起こされるのが、昨今取り沙汰されている物価と給料のバランス問題。

大卒初任給を見てみましょう。
1994年→18万8450円
2023年→22万5686円
約1.20倍の上昇です。

コミックスの上昇率が約1.37倍で大卒初任給の上昇率は約1.20倍。
結構離れてますね。
あくまで一つの商品、給料も大卒初任給の平均値なので参考程度にしかならないと思いますが、興味深い比較結果でしょう。

あと、忘れちゃいけないのは消費税の税率の違い。
今回は本体価格で検証したので実際に払う金額は+7%になります。
やれやれ。
ため息しか出ません。

少しでも現実を忘れるために『るろうに剣心 北海道編』を読みふけるとします。







この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?