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AI vs 活動家

近年、何かと話題になっている『AI(人工知能)』。
作業の効率化を図る上では有用になりつつある、いやすでに欠かせない存在になっている業種もあるでしょう。

そんな中、少し前に発表された漫画の翻訳に『AI』を導入するというニュース。

漫画の翻訳に特化したAI翻訳技術を使い、いままでよりもスピーディーに、そして何より高品質な翻訳を目指しているとのこと。

タイムラグなく多言語を網羅し多くの地域で同時に漫画が詠めるなんて良い事じゃないかと思う一方で、これは『AI』が人間の仕事を奪うという声があがるのではとも思いました。

そしてやはり海外の翻訳家たちを中心に批判が巻き起こります。
私もまあそりゃあそうだろうなとむしろ翻訳家たち側の感情でした。

しかし、海外における翻訳の実態を聞いてからは一転、漫画における『AI』技術の導入に納得せざるを得なくなりました。

日本に住んでいて日本語で生活している以上、わざわざ英語に翻訳された漫画を読むことはほぼないでしょう。
ということは、日本の漫画がどのように翻訳されているかを知ることもほぼないんですよね。

そういう状況を知ってか知らずか、自分勝手に翻訳する行為が一部でまかり通っているそうです。
グーグル翻訳などを使用した直訳はまだいい方で、中には物語に影響を及ぼすレベルの改ざんも行われているとか。
しかもかなり前から海外では問題になっていたとのこと。

近年だとさらに状況が悪化し、露骨なポリコレ表現を入れてくる活動家的な翻訳家が目立っているようで、事態を重く見た出版社が『AI』技術の導入に踏み切ったのではないかと言われています。

これは漫画だけではなく、アニメやゲームでも起こっている問題なので近い将来それぞれに特化した『AI』翻訳技術が導入されるのではないでしょうか。

原作漫画を愛しリスペクトし真摯に向き合っている大多数の翻訳家さんたちが仕事を失うことにならぬよう願うばかりです。

まったくもって、一部の声の大きな活動家連中はどこの世界でも困ったものですね。

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