「何で猪鍋のことを『ぼたん鍋』って言うんだろう?」
そんな会話が繰り広げられた晩飯時。
そこでキュピーンと閃きます。
「鹿鍋のことを『もみじ鍋』って言うよね。これは花札からきてるに違いない。ならば『ぼたん鍋』も花札からきてるのでは? 花札には牡丹も描かれてるし、猪鹿蝶だし。」
なるほどそうかもしれないと共感を得られましたが、自分で言っときながらなんとなく引っかかるものがあったので食後に即Google先生起動。
あ、違った。
猪とともに描かれていたのは”萩”でした。
牡丹は蝶ですよね。
公衆の面前で恥をかくところでした。
あぶないあぶない。
そして振出しに戻ります。
「何で猪鍋のことを『ぼたん鍋』って言うんだろう?」
調べたところ、大きく二つの説がありました。
まず一つ目、ことわざの「獅子に牡丹(ししにぼたん)」から。
「獅子に牡丹」とは、
なのですが、意味からではなく、
二つ目は、肉の形状から。
ついでに『ぼたん鍋』の発祥は、
意外と最近なんですね。
といっても、100年以上の歴史を誇りますが。
ちなみに『もみじ鍋』の名前の由来は花札説の他に、”百人一首から”説というのもありました。
というわけで結論。
『ぼたん鍋』の名前の由来は花札からじゃなかった。