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新刊が発売されると無条件で購入な漫画 前編

本屋さんという空間が好きで外出したらほぼ立ち寄ります。
メインは漫画と小説の新刊コーナーです。

以前は新しい漫画に出会おうとジャケ買いをしたりレビューを調べたりしていましたが、最近は冒険を自粛しています。
一番の理由は収納スペースの限界で、これ以上棚を増やせないというところまでいってしまいました。
それどころか棚にも収まらず机の上や床にも積む始末。

これではイカンと覚悟を決め、せめて棚に収まるようにと本の断捨離を始めたのが一昨年です。
駿河屋・まんだらけ・BOOKOFFとハシゴして少しずつ減らしていきました。その努力と苦渋の決断の結果、現在本は見事に収まってさらに余裕のある状況になっています。

さすがにこれ以上減らすのと、まったく本を買わないというのは精神衛生上よろしくないので手持ちの続刊が発売された場合のみ購入しています。

その際のこだわりとして、発見時の喜びを味わうためにあえて発売日は調べません。
巻末に次巻の発売日が予告されていても三歩散歩すれば忘れるので問題なしです。

と、前置きが長くなってしまいましたが現在私が購入を続けている漫画をご紹介いたします。


『SHAMAN KING THE SUPER STAR』武井宏之

シャーマンキング、通称マンキンの続編。
インフレってレベルじゃないぞと言わんばかりにスケールがデカくなりすぎていて今後が心配です。
マタムネの活躍を望みますがはたして・・・。
武井先生以外のスピンオフ作品も読んでる前提なのが個人的にはマイナスポイント。外伝はあくまで横道であってほしい派です。


『キングダム』
原泰久

アニメ・実写映画にもなった大人気歴史漫画。
あまりに人気過ぎて敬遠していましたが数年前我慢できずに読んでしまいハマりました。
月並みですが三国志などの歴史群像劇が好きな人にはオススメです。
戦争をリアルに描いているので残酷表現が苦手な人は止めておきましょう。


三月のライオン』羽海野チカ

アニメ・実写映画にもなった大人気将棋漫画。
キャラクターそれぞれの葛藤、成長、挫折、救い、様々な心模様を丁寧に描く羽海野節全開な作品。
ほのぼのほっこりの場面と容赦なく心をえぐってくる場面の落差が激しく、飴と鞭のバランスが絶妙です。
『ハチミツとクローバー』が好きな人で、まだこちらを読んでない人は是非とも読んでみてください。素敵なプレゼントがあります。


『信長の忍び』重野なおき

四コマ漫画風歴史漫画。
キャラクターが四から五頭身ぐらいの可愛らしい単なるギャグ漫画かと思いきや、史実重視のしっかりとした歴史もの。
オリジナルキャラも主人公「千鳥」と相棒の「助蔵」ぐらいで、忍びであるがゆえに歴史に介入する動きはしません。
同時進行で「黒田官兵衛」「真田魂」「政宗さまと景綱くん」と他の武将にスポットをあてたスピンオフ作品があり、そちらもオススメです。


ドリフターズ』平野耕太

ゲンジバンザイ。
異世界召喚英雄殺し合い漫画といったところでしょうか。
ダークファンタジー的な異世界に召喚(?)された歴史上の偉人たちが、漂流者(ドリフターズ)と廃棄物(エンズ)に振り分けられ、世界を滅ぼそうとする廃棄物側に対して漂流者側がそれを防ごうとするストーリーです。
主人公というかメインは漂流者の島津豊久・織田信長・那須与一。同じ日本人で同じように戦国の世を駆け抜けた人物たちなのに、時代や立場の違いから異なる価値観ゆえにかみ合わない三人のやり取りも面白い。
対する廃棄物は、土方歳三・ジャンヌダルク・アナスタシア・明智光秀など。
『HELLSING』が好きな人は今作も楽しめると思います。平野耕太ここにあり!


銀河英雄伝説』原作:田中芳樹、漫画:藤崎竜

SFオペラの傑作銀英伝。の漫画化。の藤崎竜版。
銀英伝は新書で10巻という長大な物語の為、漫画化されても未完になるという前例があるのですが今回はなんとか完結してほしいです。
藤崎先生は癖の強い作家さんなので賛否両論で分かれやすいのが不安要素。
私は『WORLDS』や『PSYCHO+』からの藤崎ファン初期勢なので絶賛応援中です。


龍狼伝』山原義人

気が付いたら三国志の世界に飛ばされちゃってた系物語。
主人公が三国志の知識を活かし軍師として無双する話かと思いきや、主人公が仙術を体得し戦う軍師として無双するというまさかの展開。
しかも最初の方から歴史変えまくってます。どう決着付けるのかまったく予想できません。夢オチだけはご勘弁を。
連載開始が1993年という長期作品でもあります。


と、今回はここまで。
列挙していくと以外に数があったので残り半分は後編に続きます。

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