見出し画像

『はてしない物語』再映画化決定!

辰年だからでしょうか?
ミヒャエル・エンデ著『はてしない物語(Die unendliche Geschichte)』を原作とした映画が再映画化されるというニュースが飛び込んできました。

『はてしない物語』は「ネバーエンディング・ストーリー」として過去に3作品上映されています。

「ネバーエンディング・ストーリー」(1985)
「ネバーエンディング・ストーリー第2章」(1990)
「ネバーエンディング・ストーリー3」(1993)

ラストの「3」からおよそ30年ぶり。
さすがに続編ではなくリブート作品になるかと思われます。

というかそうしてください。
今度こそ原作通りに映画にしてください。

映画「ネバーエンディング・ストーリー」は何故だかけっこう評判良いのですが、原作者であるミヒャエル・エンデ氏がブチ切れて訴訟を起こすほど原作改変がされています。


文庫版上下巻とハードカバー版

家でゆっくり読む用のハードカバー版と、外で手軽に読む用の文庫版を所持している原作原理主義派の私としては過去の映画「ネバーエンディング・ストーリー」はいずれも受け入れがたいものがありました。
ただし主題歌はありよりのあり。

中でも子供心、いや大人になった今でも一番許せないのは作品を象徴するキャラクターである「幸いの竜フッフール(Glücksdrache Fuchur)」の名前をありきたりな「ファルコン」に改悪したことです。
この気持ち、原作がお好き方にはおわかりいただけるでしょう。
なんだよ「ファルコン」て。

おそらく昨今の風潮に抗うことなく政治的配慮満載の、ポリコレマシマシな配役になると思いますが、ちゃんと「フッフール」であればすべてを許してしまいそうです。
あ、嘘です。「幼ごころの君(Die Kindliche Kaiserin)」がデ〇ズニー的配役だったら観ませんね。
頼むから「月の子(モンデンキント)」は塗り替えないでください。

監督や脚本家選びはこれからとのことなので公開はいつになるかわかりませんが、続報をドキドキビクビクしながら待ちたいと思います。


この記事が参加している募集

映画が好き

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?