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ウサギのことわざ 後編

前奏すら無用と言われる令和の時代、前置きは無しでさっそく参りましょう。
ウサギのことわざ後編、スタートです!


後の兎に尻尾が無い

後のことについては確証がない。約束があてにならないことのたとえ。
兎はよく聞こえる耳を持つが、尻尾は短くてあるのか無いのか分からないことから、聞くだけは聞くが、後のことは確証できないことを表す。

https://kotowaza-dictionary.jp/k7008/

「予定は未定」か「行けたら行く」に近いものを感じます。


鹿を逐う者は兎を顧みず

大きな利益を得ようとする者は、小さな利益には目を向けないたとえ。
鹿を狙っている猟師が、小さな兎には目もくれないことから。

https://kotowaza-dictionary.jp/k3197/

結局、鹿が取れなくて「あの兎、逃がすんじゃなかったぁぁぁっ!」と後悔しそうな気がします。


兎も七日なぶれば噛み付く

おとなしい人でも、たびたび侮辱されたり、恥をかかされれば怒り出す。
おとなしい印象がある兎のような動物でも、しつこくいじめられれば噛み付くということから。

https://kotowaza-dictionary.jp/k3986/

普段おとなしい人ほどブチギレた時に怖いと言います。その兎の牙には毒があるかもしれません。


兎の逆立ち

皮肉を言われたり弱点をつかれて、聞くのがつらいことをしゃれていう語。兎が逆立ちをすると、長い耳が地面にこすれて痛いだろうというところから。

https://kotowaza-dictionary.jp/k6905/

「耳が痛い」の耳とは兎の耳のことだったのか!?


兎の毛で突いたほど

きわめて少ないこと。ほんの少し。軽微、微細なことのたとえ。
細く柔らかい兎の毛で突いた程度では何も感じないように、ごくわずかであるの意から。

https://kotowaza-dictionary.jp/k6909/

「蚊に刺されたほどにも感じない」の最上級でしょうか。


兎の昼寝

足の遅い亀と競走することになった兎が、相手を侮って昼寝していて負けたという寓話から、油断したために思わぬ失敗をすること。「もしもし亀よ」の歌にもなっている。また、兎が昼寝をしている姿をよく見かけることから、昼寝ばかりしている人をからかっていうこともある。

http://www.jlogos.com/d005/5550370.html

「油断大敵」の類義語。
今も昔も、舐めプ(舐めたプレイ)は痛い目を見ます。


以上です。
兎年は「ウサギは跳ねる」ということから、景気が上向いたり回復すると言われているそうです。
少しでも景気が良くなることを願います。


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