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『ゴジラ-1.0』観てきました!【ネタバレなし】

日本が誇る怪獣映画の金字塔、ゴジラシリーズの最新作である
『ゴジラ-1.0』を観てきました。

昨年2022年11月3日(ゴジラの日)に製作と同時に監督が山崎貴さんと発表された時の「うわ、マジかー」という苦い気持ちは今でも鮮明に覚えています。

山崎監督と言えば「ALWAYS 三丁目の夕日」「永遠の0」「アルキメデスの大戦」など評価の高い作品がある一方で、「SPACE BATTLESHIP ヤマト」「STAND BY ME ドラえもん」「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」といった歴史に残る駄作を生み出した監督です。

特にドラクエ大好きな私としては「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」で絶望のズンドコに叩き落されており、山崎監督への信頼度はZERO、いやそれこそ-1.0。
しかしそこはゴジラファンの端くれとして見届けなければなるまいという使命感から、重たい足を引きずりつつ映画館へ向かった次第であります。

毎週水曜日はサービスデー。
1200円で観れちゃい……ません!?
1300円だと!?
あーそういえば映画鑑賞料は軒並み値上がりしたんでした。

憂鬱な気持ちに拍車がかかりつつスクリーンに向かいます。
チケットを購入する時にも驚きましたがとにかくお客さんが多い。
6~7割は埋まってます。
こんな光景いつ以来でしょうか。
「あら、今日は人が多いわね~」とマダムたちもおっしゃってました。

そして何より特徴的だったのがお客さんの年齢層の高さです。
チラッと座席を見た感じだと60歳以上の方々がほとんどでした。
さすが山崎監督。さすがゴジラ。
おそらく私が最年少と思われるので有事の際は率先して動かないといけないなと無駄に緊張したのはここだけの話。避難経路の確認、ヨシッ!

そんなこんなで上映開始。
泣きました。ゴジ泣きしました。
期待度がマイナスだった分、余計に面白く感じたのかもしれません。
私としては5点満点中、4.5点くらいの高評価。

物語のベクトルが違うので、比較されるであろう一つ前の日本製ゴジラの『シン・ゴジラ』とは完全に好みの問題でしょう。
初代ゴジラの雰囲気が好きならば『ゴジラ-1.0』に軍配が上がると思います。
あと戦時中の戦闘機や戦艦好きな方も今作はぶっささること間違いなしです。

聞くところによると山崎監督は大のゴジラファンだとか。
やっぱり頼まれてビジネスで作るのと、大好きな作品を前のめりで作るのとでは結果が如実に違いますね。

『ゴジラ-1.0』、オススメです。



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