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日に日に高まるファクトチェックの重要性
玉石混交な情報で溢れかえっている今の世の中。
真偽不明な情報に踊らされないよう、ファクトチェックの重要性は日に日に高まっています。
ファクトチェック(英: fact checking)は、情報の正確性・妥当性を検証する行為。事実検証または事実確認とも呼ばれる。
今更な話ですが、ある動画とツイートを見た時に改めて思った次第です。
まずは次の動画をご覧ください。
なるべく小さな画面で見ることをオススメします。
一瞬、映画やアニメの世界が現実に!? と驚いてしまいました。
エマ・ワトソンが話していると思ったら、実はソフィア・ベルガラでしたーという動画です。
落ち着いて見るとツッコミ所がいくつかありフェイク動画だとわかります。
元となった動画も判明していて、「スーザンマスク」という頭から胸部まですっぽりと被るタイプのマスクを試用している動画。
それにエマ・ワトソンとソフィア・ベルガラを合成しています。
凄い動画だなと思うと同時に恐ろしさも感じました。
この動画のポイントは二つ。
まず一つはディープフェイク技術。
ディープフェイク(英: deepfake)は、「深層学習(deep learning)」と「偽物(fake)」を組み合わせた混成語(かばん語)で、人工知能にもとづく人物画像合成の技術を指す。「敵対的生成ネットワーク(GANs)」と呼ばれる機械学習技術を使用して、既存の画像と映像を、元となる画像または映像に重ね合わせて(スーパーインポーズ)、結合することで生成される。 既存と元の映像を結合することにより、実際には起こっていない出来事で行動している1人あるいは複数人の偽の映像が生み出されることとなる。
すでに政治家や有名人が被害にあっており、将来的にも危険な技術です。
言ってもいないことを本人がしゃべっているような動画が作れます。
二つ目は、この動画が8年前のものということ。
デジタル技術はとんでもないスピードで進化します。
この動画以上のリアリティを持つものを今では素人でも簡単に作れてしまう。
動画を見ただけで真偽を判断することは、時が経てば経つほど非常に困難になっていくでしょう。
次にツイートです。
一国の大使館が他国の大臣のツイートを捏造し拡散。
とんでもない事です。
公の発言なので何も疑わずに信じてしまった人もいたのではないでしょうか。
何が真実で何が嘘なのか。
一人一人がファクトチェックの重要性を認識し、情報に踊らされないよう短絡的な行動を慎むことが肝心なのだと思います。
衝撃的なニュースを見聞きしても即拡散するのではなく、まずは落ち着いて出所を調べること。
ちょっと深呼吸して時間を置くのも有効的かもしれません。
ファクトチェック、してますか?
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