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消しゴム?自転車?これが世に言う「記憶の改ざん」ってやつか!?

我が家では朝食時にラジオを流しています。

今朝もいつもと変わらず何気なく聴いていました。

「ではここで一曲、THE BLUE HEARTSで『1000のバイオリン』」

ん?どんな曲だっけ?と考える暇もなく曲が始まり、

「ヒマラヤほどの~♪」

あ!知ってる!とちょっと口ずさもうとしたら、

「消しゴムひとつ~♪」

え?そうだったっけ?

私の記憶では「ヒマラヤほどの、”自転車”ひとつ」だったのですが、”消しゴム”???”自転車”じゃなくて???

と首をかしげながら聴いていると、その後も「ヒマラヤほどの」のあとは「消しゴムひとつ」ですし、「自転車」という単語は一度もでてきませんでした。

???

いったいどこから「自転車」はでてきたのか。

考えてみると、この『1000のバイオリン』という曲はラジオやTV、街中で流れているものを聴いたことがあるぐらいでした。                       歌詞を読みつつ一曲まるまる聴いたことはありません。

勘違い・・・いや、さすがに「消しゴム」と「自転車」は無理があるでしょう。

そういえば昔、嘉門達夫を筆頭に替え歌ブームがあったからその時聴いたのかも!と検索してみました。

するとあっさり謎解明。ネットって凄いです。レイトン教授もびっくりです。

まず、替え歌ではありませんでした。これに関しては納得しかありません。「ヒマラヤほどの自転車」って意味不明ですし。

真相は、記憶の改ざんというか混同でした。

「宮崎あおいが自転車に乗りながら『1001のバイオリン』を歌っている」というCMがあり、いつのまにかこの曲と「自転車」というイメージが混ざってしまったようです。

ちなみに、『1001のバイオリン』は『1000のバイオリン』のカップリング曲でオーケストラバージョンだそうです。

記憶の曖昧さ、不確実さというものを痛感した出来事でした。                  人前で歌いださなくて本当に良かった。赤っ恥回避です。セーフ。 

「記憶を疑え!」

なんとも映画のキャッチコピーみたいな言葉で今回の記事を締めさせていただきます。                 

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