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オリンピックのニュースを見たら映画館を思い出しました

スポーツ観戦にそれほど興味がないので毎回オリンピックの放送はほとんど観ていません。まともに観るのは開閉会式ぐらいであとはちょこちょこと流し見程度です。

特に今回は不自然な判定が続出するだろうなと思っていたのでまったく観ていませんでしたが、TV・新聞・ネットを開けば嫌でもオリンピック関連のニュースを目にする機会が多く、案の定なニュースが次々と舞い込んできます。

「いや飛ぶ前に測れよ」と誰しもが思ったことでしょう。それともルールで競技後に測定するとでもなっているのでしょうか。どうにも腑に落ちません。

世界的な催し物と比べるのは心苦しいのですが、同じように順序が逆じゃなかろうかという体験をしました。

初めての緊急事態宣言が明けたぐらいの頃、営業が再開した映画館に行った時の事です。

チケットを購入しエントランスで入場開始のアナウンスを待ちます。売店をのぞいたりポップコーンを買っている人を空虚な気持ちで眺めたり。そうこうしているうちに入場開始時間になりました。

1人2人と皆が向かう先は関所のごとくスタッフさんがチケットを確認する場所です。私も待ってましたと向かいます。

あれ? 何か見慣れない装置が置いてある。

「立ち止まって体温を測ってください」と声をかけられます。

『検温器』でした。

いやいやいや、ここで? このタイミングで!? とツッコミが口からこぼれそうになるのを必死に飲み込みながら素直に体温を測られる小市民な私。

「はい、OKです。お進みください」と入場を促されますが何とも釈然としません。もし37.5度以上の計測結果が出たらどうなるのか。

NO MORE 映画泥棒みたいに羽交い絞めにされて叩きだされてしまうのでしょうか。それとも時勢を鑑み遠距離兵器でホールドアップさせられるのでしょうか。

もちろん検温に反対なわけではありません。感染を探知するための手段の一つとして有効だと思います。いいぞもっとやれ! です。

だがしかし、『検温器』を置く場所違くないですか? 皆さん思うさまウロウロしたあとに検温って。意味をなしていない気がします。
入口に置くべきなのではと思うのは私だけなのでしょうか。

あれからおよそ1年。今でもチケット確認直前の検温は続いています。
なんだかなーと思いつつも素直に従っています。

うーん、いろいろ腑に落ちない。

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