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見せてもらおうか。ディズニーの本気とやらを!

今年はディズニー創立100周年。
数々の記念イベントや記念グッズに加え、さらなる駄目押しの一手を売ってきました。

それが『ディズニー100 フィルム・フェスティバル』です。

こちらは今まで上映されたディズニー映画から選りすぐりの8作品を2023年10月に毎週土日限定で劇場公開するというもの。
まだ生まれてなかった、惜しくも観逃してしまったというあの作品を劇場の大スクリーンで観れるまたとないチャンスでしょう。

気になるラインナップは、

『アナと雪の女王(2014年)』《10月7日(土)上映》
『ベイマックス(2014年)』《10月8日(日)上映》
『シンデレラ(1952年)』《10月14日(土)上映》
『モアナと伝説の海(2017年)』《10月15日(日)上映》
『リトル・マーメイド(1991年)』《10月21日(土)上映》
『ズートピア(2016年)』《10月22日(日)上映》
『塔の上のラプンツェル(2011年)』《10月28日(土)上映》
『ファンタジア(1955年)』《10月29日(日)上映》

※タイトル横の西暦は日本公開年。

新しいの多くない?
うーむ、個人的には初期のセル画アニメに絞ってほしかったですね。
『白雪姫(1950年)』とか『ピノキオ(1952年)』などの、ぬるぬる動く神作画を大スクリーンで観てみたいです。

それにしてもこの企画、前から発表されてましたっけ?
少なくとも私は8月の頭に発表されるまでまったく知りませんでした。
もしかして急遽決まった!?

ディズニーの業績はここ数年非常に芳しくなく、100周年を飾るべく公開された新作映画3作品も今のところすべて赤字確定と言われています。
そして100年のすべてを込めたという年末公開予定の『ウィッシュ』。
頑張ってほしいですが、こちらも起死回生の傑作となれるかどうか……。

配信サービスのディズニープラスも不調なのにもかかわらず値上げの発表があり、ますます登録者数が減ることが予想されます。
本国アメリカのディズニーランドが大幅値上げの影響で来場者数が減り、CEOが「値上げしすぎた」と反省の弁を述べたのはなんだったのか。

新作映画も配信サービスもパーク営業もダメダメな現在のディズニー。
今回のフェスティバルが成功したら、しれっと第二弾・第三弾を開催しそうですね。



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