落語とは、
古くは室町時代末期から安土桃山時代にまで遡ることができる言われています。
現在に至るまで長い間大衆を楽しませてきた落語。
日常会話に影響を与えないなんてことがあるでしょうか。いやない。
というわけで『落語由来の言葉たち』の始まりです。
開口一番(かいこういちばん)
由来は、
せこい
由来は、
色物(いろもの)
由来は、
トリ
由来は、
真打/真打ち(しんうち)
由来は、
今回は以上です。
「開口一番」から始まり、「トリ」を「真打」がつとめる。
おさまりの良い内容になったのではないでしょうか。
お後がよろしいようで。
……え? 次の準備ができてない?
全然お後がよろしくないじゃないか!
そうなんです。
「お後がよろしいようで」は締めの言葉として使いがちですがそれは間違いで、「次の出演者の用意ができたようで」というのが本来の正しい使い方なのです。
もしも安易に「お後がよろしいようで」と書こうものなら間髪入れず次の文章を始めなければなりません。恐ろしい……。
でも語感がいいのでついつい使いたくなっちゃいますよね。
罪作りな言葉です。