『聖闘士星矢』と『火の鳥』
12月に入り、新作映像作品のPV(プロモーションビデオ)が次々と公開されています。
その中でも注目せざるを得ないのが車田正美原作『聖闘士星矢』の実写映画『ナイツ・オブ・ザ・ゾディアック』でしょう。
ハリウッドでの実写映画化決定というニュースの第一報が発表された時から嫌な予感しかしませんでしたが、もしかしたら予想外に良いものが出来ているかもしれないという淡い期待を胸にPVを鑑賞。
うん、やっぱりこうなるよね。
『聖闘士星矢』要素全くなし。
実際に観るまではわからないとは言え、原作愛に溢れている作品ならば現段階でそれを前面に押し出しているはずなので、絶望の未来しかありません。
駄作実写映画の代名詞「ドラゴンボールエボリューション」と張り合える可能性も出てきました。
ちなみに「ナイツ・オブ・ザ・ゾディアック(KNIGHTS OF THE ZODIAC)」は『聖闘士星矢』の海外でのタイトルです。
直訳で「星座の騎士」。
次に注目せざるを得ないPVは、ディズニープラス独占配信『PHOENIX: EDEN17』。
こちらは手塚治虫原作『火の鳥』のアニメ作品です。
製作は日本のアニメ制作会社「STUDIO 4℃」。
まったく知らなかったのでYouTubeのおすすめに突如出現しびっくり仰天。
おそるおそるPVを観てみると……
うん、なんじゃこれ。
私の知っている『火の鳥』じゃないですね。
人物のデザインはある程度いじってもいいと思いますが、肝心の「火の鳥」はいかんでしょう。
いやマジでどこの鳥?
やっぱり「火の鳥」は、
こちらのビジュアルじゃないと受け付けません。
まさかの「望郷編」をチョイスという勇気はかいますが、「火の鳥」のデザイン改変はどんな理由があろうとも認められない原作厨な私です。
現状両作品とも期待値ゼロどころかマイナスなので、変に楽しみにしているよりも冷静な目で観れるかもしれません。
『ナイツ・オブ・ザ・ゾディアック』に二千円近く出せるかどうか怪しいので公開直後に鑑賞しないと思いますが、『PHOENIX: EDEN17』はディズニープラスに加入しているのでしっかり見届けるつもりでいます。
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