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5年間貫いた1つの開発チームポリシー

アスエネ株式会社で開発統括/VPoE(Vice President of Engineering/技術部門のマネジメント責任者)をしている石坂(@ishisak)です。

Wantedlyで社員インタビュー記事がありますので、ぜひご覧ください。

アスエネでは「次世代により良い世界を」をミッションに掲げ、脱炭素社会を実現するためのプロダクト開発を進めています。

はじめに

私はVPoEとして以下のような役割を背負っています。

- Project Management
- Process Management
- Team build
- People&Culture Management

https://note.com/shimizu/n/n21b91e059f33#23ciZ

その中でも前職を含めて5年ほどずっとCulture Managementと向き合ってきており、チームポリシーとしてメンバーに大切にしてほしいことを展開しています。
チームの状態(規模・プロダクトフェーズ・スキル編成など)によって内容を変えているのですがどのチームでも変えてこなかったポリシーを紹介したいと思います。

サイレントヒーローを作らない

「サイレントヒーローを作らない」ことです。

サイレントヒーローとは目立たないところで色んな人を助けてくれている人です。

会社という営利組織の中では、売上に大きく貢献した人や数値目標をハイ達成した人のような目立つ人にスポットライトが当たります。
プロダクト開発をチームで活動していく中では

  • 設計/コードレビューで早く細かくフィードバックをくれる人

  • 突発での問い合わせにいち早く対応を名乗り出てくれる人

  • 実装時の相談にのってくれる人

このような方々の暗躍があります。
暗躍する人」を「活躍にする人」にするための取り組みになります。

実際にチーム内に展開している資料

掲げることでの効果

このチームポリシーを掲げたことでサイレントヒーローがヒーローになる以外にもいくつか副次効果があったので紹介します。

1. ふりかえりの雰囲気が良くなる

週次ふりかえりではKPT法を採用していますが、KをKeep/Good/Thanksとしており感謝を伝えるコーナーとしても活用しています。会話の流れで伝えられた言葉よりもあらためて言われるほうが照れますし、嬉しくなります。受け手側の照れ隠しのやりとりがあったりして自然と場が和みます。

2. チーム全体で協力するようになる

支えてもらったら支えようという気持ちになるのか
相互で助け合う文化が自然と出てくるケースが多いです。
多くの人がやりたがらないタスクも自然と持ち回りになっていきます。
誰かに押し付けたままのケースは見たことないです。

3. 自信をもつようになる

自分の振る舞いが感謝され自分の実績がオープンになることで
自信につながるようです。
より前向きに仕事に向き合ってくれる人たちが多いです。


【最後に】アスエネのエンジニア組織について

ここまでお読み頂けた方、本当にありがとうございます。
エンジニアチームはプロダクトにおける心臓ともいえる部分です。
プロダクト成長に寄与することを前提にしつつ
エンジニアが成長し楽しめるためのミッションや文化づくりをしていきます。

そして先日発表がしましたがアスエネは資金調達を大きく実施でき、これからエンジニア採用を強化していきます。

少しでもアスエネのエンジニア組織に興味持っていただい方はカジュアル面談しましょう!


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