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リピートを生む接客のヒント

2012年に個人事業主としてお財布ショルダー専門店のネットショップを立ち上げ、それからデパートや大型ショッピングモール、クリエイター系のイベントにも出展して、その両方でコツコツと実績を積み上げてきました。

イベントに出ると、隣のブースの人から「トイレに行く間、ちょっとだけ見ててもらえませんか?」と頼まれることがよくあります。

そしてだいたい2点くらい代わりに売ってしまいます。戻って来られた時、とってもびっくりされます。

1回だけなら偶然かもしれないけれど、よくあるんです。

代わりに接客する際は、「大切なリピーターさんかもしれないから、後でちゃんと伝えなきゃ」。そう思って、お客さんをよく見て特徴を覚えたり、お客さんにいろいろと質問します。

後からレポするのですが、誰だか見当もつかない、という人が多くてがっくり。

せっかく来てくださって、買ってくださったのに、後から「席を外していてすみませんでした!いやーお会いしたかったのに残念です!今回おもとめくださったお品は、◯◯さんにぴったりですね!ありがとうございました!次回お会いできるのを楽しみにしていますね」ってご連絡できない状態なの?

売れたらそれでよくて、お客様がどこから来て、どんな人で、どこで商品を知って、なんて興味がないの?もったいない…

こういう販売の仕方だと、当日だけの勝負になるので、ブースの場所や天気によって売り上げが大きく左右されるし、常にイベントに出ないと売り上げが作れませんよね。忙しくて、大変そう。

新しいお客様と出会うことは大事だけど、常に新規のお客様を追いかけるよりも、リピーターになっていただくのが一番いい方法だし、そのためには色々とお話して、「関係性」を育てていく必要があります。

そういうのが好きじゃないのかな?ただやり方を知らないだけなのかな?

私はそのあたりをとても意識しています。私の商品が、通りがかった人がいきなり買うような値段じゃないということもあるけれど、せっかくお財布ショルダーというモノを通じてご縁ができたのだから。ずっとそのご縁を大切にしたい。だって地球上に知り合いが増えたんですよー。

私が他の人の商品を売ることができるのは、ふだんから、自分とは直接関係のない業種の接客や販促物についてもアンテナを立て、自分に置きかえて考えるクセをつけ、「自分だったら?」という訓練をしているから。

好きこそ物の上手なれ。訓練すると誰でも上達するし、工夫しない人との差はどんどん広がります。

そうやって実績を積んできた私のノウハウや心構えについて、「講座で教えてほしい」「相談したい」というご依頼が増え、その度にご希望に応じて一から講座内容を作ってきました。

私の好き・得意なことで、困っている人のお役に立てるのがうれしい!

一番人気があるのは
「ハンドメイド作家のためのイベント接客講座」

ご希望に応じて作ってきた講座は・・・

 ●女性の起業について

 ●ブランドの育て方

 ●ファン作りについて

 ●ハンドメイド品を販売する方法

など。
これからやっていきたいのは・・・

 ●女性の生き方としての起業・複業

ハンドメイド作家、講師業、学童保育支援員というパラレルキャリアを満喫中なので、複業の楽しさも伝えたいな。

また今なら、「実店舗が営業できないから、あわててオンラインショップを立ち上げたのはいいけれど、お客様に見つけてもらえない」というお悩みもありそうですね。

オンラインショップを作った。それだけではお客さんは来てくれないんです。予算があれば広告を、なければ無料のSNSを窓口と捉えて、毎日発信を続ける。そうやって導線を整える必要があります。

お問い合わせのお返事・やりとりは、オンライン上でも「接客」しているつもりで。丁寧すぎず、かといって、馴れ馴れしくもない。心地よい距離感を保って。

接客=お客様とのコミュニケーションは、自分の商品やサービスを知ってもらい、購入していただくためには必須のステップです。お客様との「関係性」を大切にするという「考え方」を理解して、マインドセットしましょう。

「でもやっぱり苦手なものは苦手。だから当日の販売を手伝ってほしい」

→喜んで。コロナが落ち着いたらぜひ呼んでくださいね。物産展のお手伝いとかしてみたいです!

当日の売上アップだけでなく、次回につながる=リピーターを生むノウハウをお伝えします。

「こんな内容で講座をしてもらえない?」

→喜んで。生が一番いいけれど、まだしばらくはZoomなどのツールを使ってオンラインで、でしょうか。

講座メニューの一覧、講座実績、お問い合わせフォームなど、準備しますね。

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