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『コミュニケーションは、双方向が命!(2)』*

『コミュニケーションは、双方向が命!(2)』

◆コミュニケーションにおいて
人の話を聴くことが大切だといわれますが

大切なことは分かっていても
なかなか出来ないのはなぜでしょうか?

それは、
人は「自分のことを優先的に考えてしまう」ようにできているから、です。

「自分は十分に話を聴いている」
「聴くことの大切さは分かっている」
と思っていても
実際は、意外と出来ていないことが多いのです。

◆ 人は意識しないと話が聴けない

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人は意識しないと話が聴けないもので
話をしている「相手」より、
「自分」に意識が向いてしまいます

「何言っているか、(自分には)分からないな」
「それより(自分は)、こう思う」
「次に(自分は)どんなことを言おうか」

自分はちゃんと対応できる
自分は失敗したくない
自分が役に立つことを認めて欲しい

などと、
「安全でいたい、承認されたい」という欲求があるのです。

自分を守りたい、優位に立ちたいという本能が人にはありますが

コミュニケーションにおいては、
「自分」という視点が強くなると

一方通行になりがちなので、注意が必要です。

◆ コミュニケーションは双方向が命

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コミュニケーションといえば、
「何を、どのように、話すのか」
話すことを重視して考えます。

「ちゃんとしたことを言わないといけない」
「何も言えないと恥ずかしい」
「相手の役に立たなければならない」

ちゃんとしなければいかないという
責任感やプライドなどの意識が
自分の中で、ハードルを上げてしまい
「話すこと」に焦点を当ててしまいがちです。

その一方で、
話をすること以上に大切なのは
「話を聴く」ということ
です。

なぜならば、
聴き手がいないと、コミュニケーションは成り立たないから、です。

キャッチボールに例えるならば

投げ手はボールを
見よう見まねでも何とか
投げることはできると思います。

ちゃんと前に飛ばなかったり
投げる格好が悪かったり

こともあるかもしれませんが
投げることはできると思います。

しかし、
受け手がボールを受けないと

あくまでも投げ手の一方通行で
キャッチボールは成立しません。

受け手がいて受けることにより
双方向という流れが生まれ
キャッチボールが成り立ちます。

受け手の役割は投げ手と同じ様に大切なのです。

考えようによっては
投げ手以上に大切なのかもしれません。

投げ手が変な方向に投げたり
届かなかったり
上手く投げることができなくても

受け手が全てのボールを上手に受けてくれると
投げる方も安心して投げることができるはずです。

コミュニケーションをしたければ
「聴く」を意識することが大切
なのです。


◆ なぜ話が聴けないのか

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先ほど、人は安全でいたい、承認されたい
という欲求があると書きましたが、

人は、自分の安全や存在を守る意識が
本能的にあります。

基本的には自分を中心に考えるので、相手のことには意識が向かない様になっています。

また、
「聴き方」ということを改めて習ってこないということも、聴けない原因になっているのだと思います。

普段の日常会話などのコミュニケーションにおいては、

聴くことを意識しなくても困ることがなかったから、
気にする必要はありませんでした。


ただ、年齢を重ねていくと地位や役割の変化があります。

職場では上司として、家庭では親やパートナーとして、「聴く」ということが円滑な人間関係には必要であることが分かります。

円滑な人間関係を築くには、コミュニケーションは必要不可欠です。

そして、双方向コミュニケーションを意識的に行うことで、周りの人との安心や信頼が生まれ、自分の生きやすさや充実につながっていくのです。


◆ まとめ

・ コミュニケーションにおいて
「自分」という視点が強くなると
一方通行になりがちなので注意が必要

・ 受け手が
全てのボールを上手に受けてくれると
投げる方も安心できる

・ コミュニケーションは
一方通過ではなく双方向が大事


今日もありがとうございます!

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