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ほかの国の休み方について

下記のツイートとても賛同いただきましたので、ほかの国の休みについてNoteを書こうと思いました。

多くの先進国は祝日、祭日が少なく、もちろん日本特有のゴールデンウィークもない。
でも有給休暇や病欠や産休や育休などがしっかり取得できる仕組みになっています。企業の規定にはしっかりと明記されていて、休みを取得しなければいけないと法律で決まっています。取得しなければ、労働基準法や行政などの機関から罰を受けることになります。

例えばドイツは雇用条件により若干異なりますが、有給休暇を22〜30日を一年間を通して取得しなければいけない。ほぼ全ての企業では取得しなければ繰り越しも不可能のところが多いです。そのため多くの人は有給休暇を取得します。なぜ休暇が可能になるかというと、みんながいろんな仕事をこなせるからです。1つの仕事は一人に集中しないし、依存しないからです。
病気になったら、最大6週間まで会社から給与が出て、6週間を過ぎたら、保険から6割から7割の給与がでます。
次の例はノルウェーです。ノルウェーは5週間の有給休暇があり、同じく取得しなければならないし、病気になったら、会社を休めて、保険から給与がでます。

ノルウェーでは赤ちゃんが産まれたら母親は有給の1年間の育休で、無給3年まで延長可能。
赤ちゃんが産まれて、父親は2週間の育休を取得し、母親が復帰した途端、父親が2ヶ月間の育休を取得しなければならない。なぜかというと父と子どもがお互いに慣れなければいけないから、とされています。

私の妻も、日本は育児休暇を実質的に母親しか取れないから、育児休暇が終わっても子育ては母親のみのルーティーンになってしまい、子育てと勤務を両立しながら、自分の負担ばかりが多いことに不満だった、と言っていました。父親も育児休暇を長めに取れると、父子の関係がずっと変わってくるでしょうね。

最近のニュースで、日本は38年連続して少子化だと聞きました。休暇と勤務のバランスをもっと取りやすくなれば、子供を持ちたい、子供を数人欲しい、という家庭も増えてくるかもしれません。それによって少子化に歯止めがかかればいいですね。