【#3】震災後に創業した唯一の水産会社 石巻フーズ
こんにちは!
前回に引き続きインターン生のリョウタロウが記事を書かせていただきます。
今回は石巻フーズという会社について書こうと思います。
個人的には一番みて、共感してもらいたい記事です。できればサイトでの購入も笑
先週から我々は石巻フーズで実際の作業現場、商品の試食や会議の雰囲気を通して様々な情報を得ることができました。
今回はそれをもとに少しまとめてみます!
石巻フーズの特徴
①設備的な特徴
石巻フーズにはCASがあります。CAS(Cells Alive System )は最新の冷凍技術機器で食品を過冷却の状態にしてから凍らすことで細胞を破壊せずに食品を保存できるものです。
過冷却とは振動を与えると液体が凍る現象のことで水道から出る水がいきなり凍る動画をよくみますがその原理です!一瞬で凍るため鮮度を保てるんですね!
写真は解凍されたカキフライです。
味は格別でしたヨ!
②社風
石巻フーズは震災後初の食品加工会社で従業員の平均年齢も35歳前後と若く活気にあふれた会社です。非常に将来性も感じます。
多くの社員さんが他の水産業者と比べて、堅くなく意見を言いやすい環境で働きやすい とおっしゃっていました。
社員さん方は休憩時間に話しかけてくださったり、おかずをお裾分けしてくださり、温かみを感じました。
石巻の現状
石巻フーズの現状を知るには石巻の漁業の現状を知る必要があります。
そもそも震災前から水揚げ量の低下、人材不足、魚消費量の低下という問題は存在していました。
しかし、震災で漁業は大きな被害を受け莫大な補助金が下りると石巻で一種のバブルが起き、水産会社は最新の設備を闇雲に取り入れてしまいました。
その結果、以前からの問題と補助金返済が相まって、思うように稼働せず廃業、倒産へむかう会社が増えました、、、
このことに危機感を感じたいくつかの会社はインターンを開始したり、IT化を図ったり、消費者への販路の拡大を試みたりして変革を試みています!
(実は我々インターン生もフィッシャーマンジャパンという漁業の活性化に取り組む組織の企画で漁業関連のインターンができています。)
これが今の石巻の現状です。
石巻フーズはどういう現状なのか?
石巻フーズは普段大手スーパーの下請けとして 商売を行っています。
しかし石巻の水産の魅力や思いを消費者に伝えることは、業者を挟むため消費者との距離が遠くて難しいのが現状です。
そのため直接消費者に石巻の製品を届けることで魅力を伝え、産業の振興と地域活性に貢献することを目標に据え、その手段としてEC(ネット販売。今は楽天を利用。)を始めたそうです。
石巻と漁業の復興に対する思いを貫くためのアクションとしてECを始めたのかなと感じました。
今回我々のインターンはECでの集客増加が目標です。我々インターン生もその取り組みに少しでも貢献できたらいいなと思っています!
サイトでの購入は確実に石巻フーズと石巻の成長につながると考えています!
石巻フーズ通販サイトはこちら!
以上です。ありがとうございました!
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