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「巻風エール」というビール

noteアカウントをつくって最初の投稿。何を書こうか考えあぐねておりましたが、イシノマキホップのフラッグシップビールのご紹介を改めて、と。

2017年、宮城の石巻に「巻風エール」というクラフトビールが誕生しました。2016年にご縁あって試験的に石巻市北上町で栽培を始めたホップ。

収穫できるならば、ビールにしてその魅力を五感で感じたい!とはじまった「北上町ホップ・プロジェクト」。その始まりから「巻風エール」の誕生までを改めて振り返ってみたいと思います。

2017年2月18日・3月25日
北上町ホッププロジェクト 交流セミナー
「世嬉の一酒造株式会社」 代表取締役社長の佐藤さんや「ホップジャパン」社長の本間さんを招きビールの歴史や未来などのお話を伺いました。参加者のみなさんと石巻・北上ならではのビールを考え、いよいよクラフトビールづくりも本格始動!

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2017年4月7日
ホップ株移植
昨年から栽培を始めたホップの株を掘り起こし、北上町へ移植。深いと3mほど掘り起こす一苦労、な作業ながら丁寧に優しく掘り起こさなければなりません。そこで、山形県のベテランホップ農家さんが、株の芽かき作業の技術指導で石巻まで来てくださいました。

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2017年4月~5月
ホップ苗株植え

地域内外から集まったみなさんと町内の白浜と古戸沢の敷地に苗株植えを実施。アロマホップとして使われることが多い「カスケード」と、香りと苦みが強い「マグナム」、香りが豊かな「センテニアル」の3つを植えました。

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2017年6月4日
支柱立て
ホップはすくすくと上に伸びる植物。ホップが沿って上るためのひもを支える支柱が必要となります。私たちが、ホップに使った支柱は、なんと1本約6mで重さにして約80㎏!ボランティアのみなさんのおかげもあり、人力運搬、無事支柱が立ったのです。

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2017年6月11日
醸造体験
2016年に収穫したホップを持参し、「どのような色がよいか?」「どのようなホップを使うのか?」「味は?風味は??」そんなビールの味、風味を決める要素をご説明頂きながら醸造体験を委託醸造先である岩手県一関市の「世嬉の一酒造」さんで行いました。

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2017年7月12日
ネーミングワークショップ「吾輩はビールである。名前はまだ無い…」
IRORI石巻で、前半はブルーファーム株式会社の早坂正年さんと合同会社巻組のデザイナー佐藤優花さんをゲストにパッケージデザインについてディスカッション。そして後半のワークショップを経て、「巻風エール」の名が誕生しました!

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2017年7月
お披露目イベント
どんな味になるかドキドキしながらの初醸造。Reborn-Art Festivalオープニングパーティーでの初お披露目や「ビアフェス@橋通りCOMMON」で本格的な販売に先駆け、みなさんに味わっていただき、直接感想を伺いました。

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2017年9月2日
本格販売スタート
イシノマキ・ファームの拠点となるVillage AOYAのお披露目と共に本格販売スタート。ビールが人をつなぎ、笑顔を広げる。そんな想いと共に、これからも巻風エールをお届けしていきます!

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