メディアに取り上げられることのメリットとは
こんにちは。
10月15日、バレーボールのワールドカップが閉幕しました。女子は残念な結果でしたが、男子は8勝(なんとワールドカップ史上最高)3敗、4位(なんと実に28年ぶり)という好成績を収めました。
でも、あまり話題になっていなかったんですよね。
もちろんわたしのツイッターのフォロワーさんらは、バレーボールの関係者やバレーボールに興味を持つ人が多いため、大会期間中はワールドカップの結果についてつぶやく人も大勢いました。
では一般的に、いわゆる「世間」ではどう見られているのか、その「現実」があまり伝わってきません。
それは、なぜなら「新聞」や「Web」に載らないから。
その理由については以下のような記事が先日、配信されました。
新聞社の記者が少ないときに4名……これでは写真も記事も載りません。
で、写真が載らないとどんな影響があるかと言いますと……
「ユニホーム広告が取りにくい」
という弊害が出てきます。そりゃそうですよ、どの企業も「メディアに露出することを期待して」広告を出しているわけですから。
ある意味、バレーボール協会は自分で自分の首をしめてしまった結果となりました。
以前、とあるスポーツメーカーに勤務していた方とお話をする機会がありました。その方は、美女アスリートにウェアを提供していたのですが、その美女アスリートの取材を取り仕切る団体と話をしていて、疑問に感じることがたくさんあったと言っていました。
団体の人にメディアへの対応はどうなのかと話を聞くと…
「いやぁ、どうもアイドルっぽく売り出そうとする取材ばかりで、ほんと困るんだよね」
と言っていたそうです。
スポーツメーカーさんは半ば呆れて
「いや、それでもいいから露出してください」
「そんな、競技団体の小さなプライドよりも、うちは露出してもらうことが大事ですよ」
とお願いしたとか。死活問題ですからね、当たり前でしょう。
幸い、その団体の方はすぐに理解してくれて、今では考えを改めてくれたそうですが、
こうしてテレビ、新聞、雑誌に載ることで団体はスポンサー料を得て、企業は自分たちの名前を売るという関係を築いているのです。
来年以降、バレーボールのスポンサーになろうという企業が減らないことを祈ります。
ちなみに大会終了後、書かせていただいた記事に使った写真も、最新のものがなく
なんと2016年の写真!!!
胸のスポンサー様は今年の大会でもスポンサーになっているので残してあるものの、やはり肩の広告はぼやかされてますね。
今大会の肩スポンサー様は気の毒でした。
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