非常時こそ女性が強い！『ラジオ・コバニ』と『ガザの美容室』

UPLINK60本全部見ているわけですが、いろいろなところに書いているせいで、6本目の『ラジオ・コバニ』をこちらに載せるのを忘れていたのですが、9本目に見た『ガザの美容室』と共通して女性の強さを描いている気がしたので、あわせて紹介します。

『ラジオ・コバニ』は、絶望の中でも人を信じて希望がもてる方へと歩み始める若い情勢の姿を追ったドキュメンタリーで勇気づけられる作品でした。

絶望の中から立ち上がるのに必要なものを教えてくれる、ISに破壊された町に生まれた『ラジオ・コバニ』の物語 | ソーシネ

もう1本、9本目の『ガザの美容室』はパレスチナの美容室で女性たちが諍いをするという話。ガザ地区に閉じ込められた人々の鬱憤をそのまま描いたようなリアルなフィクションです。見ていて楽しい映画ではないですが、リアリティがすごいし、共感できる部分もきっと見つかるはずです。

女たちのよもやま話にパレスチナのリアルを感じる『ガザの美容室』 | ソーシネ

両方を見て思ったのは、宗教的な意味ではなく、男性が破壊、女性が再生を象徴するものだなぁということです。平常時には男性の力は役に立ちますが、非常時には女性の団結し再生する力が絶対に必要になると思ったのです。

こうやって男性と女性を分けることに意味があるのか、そしてジェンダーバイアスは働いていないのかとか色々疑問はありますが、今回の政治のゴタゴタを見ていても、男性と女性で適正の違いは少しはあるのかなと思わずにはいられません。ドイツが羨ましいです。

さて、60本はなかなか長い道のりですが、自宅待機要請も長引きそうだし、着実に見ていきたいと思います。

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