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大雨、またも敗北
今回も対面での面接だ。
朝から大雨で、午後には電車が停まるんじゃないかと言われている日だったので、かなり早めに家を出た。
最寄りに着く頃には、雨は更に強さを増し、革靴が濡れて不快だった。
それでも早めに出たことで、余裕を持って到着することができた。
ノックして入室
会社に入るとポカーンとされた。
私があまりにもびしょ濡れだったからか?
いや、足元を除けばそこまで濡れてはないはずだ。
では何故・・・?
相手に困惑されながら、私も困惑しながら、とりあえずオープンスペースの席に案内され、しばらく待機しているとその原因がわかった。
どうやら面接の日時が確定してると思ってなかったようなのだ。
何故それがわかったかと言うと、座っている私の目の前でリクルートの企業担当に電話をし始めたからだ。
「うん、そうそう。今来てるんだけど、確定の連絡もらってないよね? いや、こっちだって予定あるんだから・・・」
知らんけど、少なくとも見えない所でやってくれ。
もう帰りたくなってきた。
面接
電話を終えるとその人がそのまま面接を実施してくれた。
「すみません、何も準備してないんですけど、せっかく来ていただいてるのでちょっとだけ面接させていただきます」
そう言い訳してから(面接 質問)で検索したのをそのまま使ったようなテキトーな質問をいくつかされ、電車が停まるといけないので早めに帰ってくださいと面接は終わった。
なんだったんだ。
敗北
またも敗北である。
面接とは会社と相思相愛になれるか確認するお見合いみたいなものである。
そういう意味では、私はこの会社に興味を持てなくなったので、お見合いは失敗と言える。
大雨の中、交通費をかけ、革靴をびしょ濡れにしてまで行ったお見合いが失敗したのなら、それは敗北である。
これは悔しい。
後日談
面接をしてくれた人は最後まで「リクルートがすみませんね」みたいなノリで、自分は悪くないと主張していたが、私としては何故そんなに自分が間違ってないと確信しているのかわからなかった。
リクルートの担当は結構カッチリ仕事をしてくれるタイプだし、リクルートの会社規模を考えると、恐らくヒューマンエラーが発生しない(もしくはしづらい)仕組みを構築しているはずで、どちらかと言うと怪しいのはリクルートではなく、この会社なんじゃ・・・
という予想は見事的中した。
後日「社内の人事担当が連携できてなかったようで、申し訳ない」という連絡がリクルート経由で来たのだ。
私はその時点で辞退の旨を担当に伝えた。
進捗
この記事を書いている段階で、面接を受けているのは12社となっている
内訳は下記の通りだ。
不合格:2社
辞退:1社
返事待ち:2社
一次面接合格:7社
実は前回の進捗から不合格が1社増えてしまった。
応募していたのはディレクター職で、不合格理由は「スキル不足」だった。
この会社は結構好きな会社だったので、少しショックだったが、もっと好きな会社から一次面接合格の連絡を立て続けにいただいたので全然オッケーである。
現在最終面接を待っている会社は、どこに受かっても嬉しい会社ばかりなので、すごく幸せだ。
つづく!!
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