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43日目_ビルの向こうの海【エジプト/アレクサンドリア】

3/8(水)

朝起きると6:30。
最近は仕事が気になって早起きになってしまうという大変よろしくない(よろしい?)毎日である。
流石にこんな時間に電気を点けると他の人たちに悪いので暗闇の中パソコンで作業を進めた。

カイロにて

今日は12:30の電車に乗ってアレクサンドリアに向かう予定である。
にも関わらずカイロでやらないといけないタスクが2つ残っていた。

・荷物を送る
・リモート打ち合わせ

である。
荷物発送は昨日無理だったため、本日出直し。
打ち合わせは前から決まっており、日本時間で16:00、つまりエジプトでは9:00からである。

ここでまず選択を迫られる。

どっちから先にするか

打ち合わせは9:00と決まっているので動かすとしたら郵送である。
郵便局は8:00からオープンするので、早めに行って送ってから打ち合わせをするか、打ち合わせが終わってからは発送に行くかで迷う。

発送に時間がかかりすぎると打ち合わせに遅れるし、打ち合わせの後で発送に向かっていると電車に乗り遅れる可能性も出てくる。

悩んだ末、6:30には目覚めてしまっているワケだし、7:30くらいにドミトリーを出発しでオープン直後に駆け込めば順番待ちもないだろうし、時間がかかるようなら中断して帰ればいいやと思って発送から行くことにした。

郵送

カイロから日本に荷物を送るのはAtabaという地域の郵便局へ行く必要がある。
Atabaはドミトリーから1.7km程度だったので歩いていく。

ここがそうらしい

かなり大きな郵便局だったので、ここでも色んな人に助けてもらいながら日本向け荷物発送ができる建物に辿り着く。
英語ができるスタッフがいたのでその人に対応してもらった。

残念ながら現在船便はクローズしているらしく、EMSでの発送となった。
料金は1,295epb(4,000円くらい)/1kgとそれなりに高かった。

荷物だが、中身のチェックは念入りに行われた。
今回はインドでの失敗(液体が送れず大量にお土産を破棄した)を活かし、布とか石みたいなものをメインに送っていたので特に引っかかることはなかった。

途中で中身の一覧を書けと言われたが、説明のしようがないので絵を描いた。

これでオッケーだった

そして重さチェック。
重さは1.4kgくらい。
その場で手持ちがなかったので、ピラミッド前でおじさんから買ったオブジェを諦めた。

これで1kgぴったりになった。

あとは宛先を書いたり、サインしたり指示されたとおりに進めていくと、40分程度で完了した。

外に行って布で巻いてもらわなくていい分、インドよりも随分とスムーズに発送ができた。

対応してくれた人

打ち合わせは滞りなく完了し、残すは電車に乗るだけとなった。
時刻は9:50。
12:30発の電車乗り場までは徒歩で15分。
かなり余裕ができたので、しばらくまた仕事を進めた。

そしてチェックアウト

一泊2ドルにしてはいい宿だった。
またカイロに来ることがあれば泊まりに来たい。

ホテルの入り口、ここから6階まで階段

駅までゆっくりと歩いて向かう。
カイロはフルーツジュース屋さんが多く、10〜20epbくらいで飲めるのでたまに買っていたのだが、アレクサンドリアになかったら寂しいので最後にカイロでも飲むことにした。

ジュース屋さん

昨日一度行っていたので、駅へはスムーズに到着した。

鉄道移動

電車での移動は自然とテンションが上がる。
旅情緒があるよな。

いかつい車両

途中妻とも久しぶりに電話することができ、とても嬉しくなった。

カイロからアレクサンドリアまでの道には色んな建物があって楽しかったのが、西日が眩しくなってきたので、ブラインドを下ろし、仕事を進めた。

アレクサンドリアに到着

アレクサンドリアはリゾート地らしいカラッとした気候だった。
日差しは暑いけど、日陰に入ると風が涼しい。

鉄道駅からホテルまではかなり遠かったので、タクシーを使おうかと思ったが、客引きがいたのでなんだか嫌になり歩くことに。

するとカイロで何度か乗ったミニバスのようなものがあったので、行きたい方向に行きそうなバスを探してそれに乗り込んだ。
車内ではどこに行くのか聞かれたっぽかったが、英語以外わからないので困った顔をしていると、英語がわかる人が通訳をしてくれた。

車内

無事ホテルに到着

夕方前だったので、まず海を見に行くことにした。
アレクサンドリアはカイロに負けず劣らずの大きな街で、高い建物がたくさんあった。
その高い建物を通り抜けるとそこには海があった。


西日で何も見えないが実際は綺麗だった

こういうゆるい曲線の海沿いはムンバイを思い出す。
ムンバイも素晴らしかったが、アレクサンドリアは地中海の真珠とも呼ばれるだけあって抜群に綺麗だった。

反対側

このまま海沿いを歩いていくと、アレクサンドリア図書館に着くようなので、そのままポチポチと歩いていく。

15分程度歩くと到着した。

有名な外側

アレクサンドリア図書館は元々は紀元前からあったものすごい図書館だが、今は普通に綺麗な図書館である。
外国人は70epb払うと入ることができる。

せっかくなので中に入ってみた。
たくさんの学生が熱心に勉強をしている様子を見て、なんとなく頑張ろうと思えた。

空間が大きい

帰ったまた仕事。
今日はゆっくりしたいと思って珍しく個室を取ったのだが、一長一短だな。

ドミトリーの雑多な感じもなんだか安心して好きだ。
でも個室はやはり落ち着く。

明日は本格的にアレクサンドリアを満喫する。

つづく!

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