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30日目_アジア圏最終日【インド/ムンバイ】

2/23(木)

今日の予定は下記の通り
・日本に荷物を送る
・建造中の巨像を見に行く
・空港へ行き、次の国への飛行機に搭乗

今日でインドも終わり、それと同時にアジア圏の国も終わりとなる。
ちなみに次の国はジョージア。

この1ヶ月でアジアのことが更に好きになった。
世界一周が終わっても、アジアは近いのでまた何度でも来ようと思った。

まずは荷物だが、妻宛にサリーとワンピースを買ったのでそれを送った。
また帰国後のばらまき用のお土産にインドメーカーの石鹸を10個くらい買ったのも一緒だ。

この郵送がかなり大変だった。

まずは郵便局へ

買い物も含めてチャトラティ・シヴァージー・ターミナスへ向かう。
世界遺産に登録されている駅だが、昨日はここから電車に乗らなかったので中に入れてよかった。

切符は5rp(8円くらい)で激安かと思いきや、乗った電車が特急だったらしく、出口付近で警備員みたいなおじさんに捕まり、「350rp払え」と言われた。

「たった4駅しか乗ってないのに!?」とちょっとゴネると250rpにまけてくれた。
こういう罰金的なやつも値段交渉できるのか、、、というかそもそもぼったくろうとしてたのか?
まぁ愛想のいいおじさんだったので良しとする。

駅周辺で買い物をし、そのまま郵便局へ向かう。

大きい郵便局

予想はしていたが、なかなか大変そうだ。
結果として所要時間は1時間10分、工程は下記の通りだ。

荷物発送手順

1.受付の人に日本に荷物を送りたいと言う
2.おじさんが来て発送カウンターへ連れて行ってもらう
3.発送カウンターで中身を確認する
4.おじさんの仕事場(郵便局の隣)へ行って梱包する
5.発送カウンターでお金を払い発送完了

1.受付の人に日本に荷物を送りたいと言う

建物の入り口でおじさんがいたのでそこで海外への郵送はどこですか?と聞く。
そうするとどこかに電話してくれて、しばらく座って待ってろとのこと。


2.別のおじさんが来て発送カウンターへ連れて行ってもらう

どこからともなく現れたおじさんは、まず荷物の中身を検査して液体はだめだと言い、残りを袋に戻して私を発送カウンターに連れて行ってくれた。

駄目だった液体

これはアンメルツヨコヨコ的なやつだ。
見た目に惚れていくつかジャケ買いしたのだが、発送が無理だったので自分で使うしかない。

3.発送カウンターで中身を確認する

発送カウンターの人たちはなんか愛想がなく、さらに先程のおじさんチェックよりも少し厳しかった。
ここできちんとパックされた液体まで弾かれた。

2回目の検査で弾かれたやつ

これもアンメルツヨコヨコ的なやつだ。
おじさんはかなりごねてくれたが、職員は譲らなかった。
でもありがとうおじさん。

4.おじさんの仕事場(郵便局の隣)へ行って梱包する

発送するために布で包む必要があると言われ、おじさんの職場(屋外)へ。

布で包んでくれるおじさん

ここでまた別のおじさんが来て、送付状を書かされた。
また、その書いた送付状とパスポートのコピーをとって渡してくれた。

5.発送カウンターで発送する

梱包が終わりようやく発送へ。
またおじさんが連れて行ってくれた。

先程の愛想の悪い職員にfromの住所これでは不完全だと言われる。
ムンバイに住所なんて持っているはずもなく、滞在しているホテルの住所を書いたのだが、何やら駄目らしい。

液体のチェックも厳しかったし、愛想もないしなんか嫌だったので「言われたままにGoogleマップの住所そのまま書いたんだけど、Googleが間違ってるのか?」と強気で聞いてみた。

すると「いや、やっぱり大丈夫だ」と見逃してもらえた。
荷物は1.5kgで、郵送費は1,120rp(1,800円くらい)と、思ったより安かった。

建造中の巨像へ

郵送というミッションをクリアした私は23時のフライトまで時間を持て余していた。
ちょっとカフェでも入って仕事をしようにも、そういう感じのカフェがあまりないのだ。

ということで、電車で数駅先にあるThe Statue of Equalityを見に行く。

The Statue of Equalityは現在建造中の巨像で、完成したら120m超えの巨像になるらしい。

建造中を見れる機会はなかなかないので意気揚々と向かう。

ダダー駅へ

ダダーという駅が最寄りらしく、そこで降りた。
ここは人が多く、私が降りるよりも先に沢山人が乗ってきたのでびっくりした。

駅からは20分くらい歩く。

到着

わかりにくい。
というかまだまだ全然できてなかった。

ムンバイに次来るときまでには完成しているのか、要チェックだ。

空港へ

ダダーは人が多かったが、空港行きの電車はそこまで混まなかった。

国際線(ターミナル2)最寄りはアンデリという駅だが、何故かどっちのターミナルか表示がなかったこと、国内移動に使った「GO FIRST」という航空会社だったことから、とりあえず近いターミナル1最寄りのビルパールで降りた。

ビルパールはアフマダーバードからムンバイに到着した時、市街中心部に向かうのに使った駅なので、どのくらい歩くか大体は検討がつく。

しかし、ここでなんとリキシャを発見
偶然かもしれないが、市街中心部に本当にリキシャがいない。
冗談抜きでムンバイ着いてから初めて見たかもしれない。

嬉しくなってしまい、つい乗車。
空港までは10分程度でついた。

おじさんの背中。インドはおじさんだらけだ

しかし、予想通りターミナルが違ったようだ。
ターミナル2までは約4km。
またリキシャに乗ろうかと思ったが、ここでターミナル間の無料シャトルバスを発見し利用した。

リキシャ乗り場方面に向かうとある。

ターミナル2はめちゃくちゃ大きくてびっくりした。
また、アフマダーバードでもそうだったのだが、インドでは空港に入る時にも荷物チェックや航空券の確認があり、かなり厳重な印象を持った。

構内は統一感のある空間デザインが素晴らしく、かなりテンションが上がった。

なんか有機的な形状

空港の中で一通り仕事をした後、お腹が減ったので空港敷地内(建物からは出ないといけない)にあるバーガーキングへ行こうと出入り口へ。

しかし門番みたいな人に「一度入ると出れない」と言われた。

そんな馬鹿なと思い、他の出入り口へも向かった。
ここでも「一度入ると出れない」

門番みたいな人は銃も持ってるので無事諦めた。
中のカフェで市街の16倍の値段(160rp)でチャイをすする。
思えばインドはアフマダーバードもムンバイもいたるところにチャイ屋さんがあって、10rp払うとショットグラスみたいなのに入れて提供してくれるのだ。

これは本当にいい習慣だ。
移動中にちょっと一息でもいいし、仕事の合間の息抜きにもなる。
日本でも誰かやってくれないかな。

チェックイン

見るからにグダっているチェックインカウンター。
なるほど、流石あの「GO FIRST」だ。
※GO FIRSTとは、先日アフマダーバードからムンバイへのフライトで利用した遅延率93%、平均遅延時間103分の航空会社である

現時点であと17分後に出発予定のアブダビ行きのチェックインカウンターがまだ稼働している。

オペレーションが悪いのか、客層が悪いのか(自分含む)わからないが、まぁ安いので文句は言えない。

列の進みはかなり遅かったが、荷物も出国審査もスムーズに済んだため、割と早めに搭乗エリアに到着した。

プライオリティとは

搭乗エリアですることといえば「プライオリティパスが使えるラウンジでたくさん野菜を食べること」だ。
ここ、チャトラパティ・シヴァージー国際空港の国際線搭乗エリアにもプライオリティパスが使えるラウンジがあった。

Loyalty Lounge

見ての通り、入り口には行列ができていた。
満席のため入場待ちらしい。

ちょっと並んでみたのだが、全然進まない。
これではなんのためのラウンジなのかわからない。
こういう「立って待ってる時間」を減らすためのラウンジなのではないか。

これは「プライオリティが高い」状態ではない

プライオリティが高いというのは
こういう時に待ち時間無しでキンキンのペプシとフライドチキンを食べることである。

お馴染みケンタッキー

お前ら気付け!
たった260rp払うだけで椅子に座ってチキンを頬張りながらペプシを流し込めるのに、何ぼーっと突っ立ってるんだ。
ごちそうさまでした。

さて、搭乗ゲートへ

搭乗ゲートへの集合は22:00となっている。
23:00出発なのに随分早めの集合である。

どうせ遅延すると思って22:00過ぎまでケンタッキーに居たのだが、運行予定の電子掲示板を見ると「on time」になっている。

そんな馬鹿なと思いつつ、もう食べ終わったし搭乗予定の71番ゲートへ向かう。

71番ゲートは結構離れた場所にあったので、22:20くらいに着いたのだが、搭乗はおろか係員の人もまだ居なかった。

結局出発予定時間を過ぎてから搭乗案内が始まった。
ちなみにステータスは最後まで「on time」だった。
まぁ多少遅れても、無事に着いてくれたらいいのだ。
GO FIRSTさんよろしくお願いします!

到着する頃には明日になっているので明日の日記へ。


つづく!

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