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試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(リーグ第23節・ヴィッセル神戸戦)

8月12日は等々力陸上競技場でヴィッセル神戸戦です。

「最強のチャレンジャーになろう」

 王座奪還を掲げた2023年シーズン、チーム始動日の全体ミーティングで鬼木達監督は選手たちにそう声をかけています。

今節の相手は首位のヴィッセル神戸。

リーグ戦の残りは12試合。神戸、横浜F・マリノス、名古屋グランパスといった上位陣との直接対決で残っているのは、この神戸戦のみとなりました。自分たちの勝敗で勝ち点差を縮めることができる、唯一のチャンスでもあります。

 シーズン序盤ならまだしも、夏場のこの時期に首位の相手をホームに迎える直接対決のシチュエーションはやはり燃えますね。近年はフロンターレが首位として相手を迎え撃つ立場が多かったというのもありますが。ただあえていうならば、去年の横浜F・マリノス戦がそうでした。

 アディショナルタイムでジェジエウが決勝弾を挙げる劇的な結末で勝った、あのゲームですね。あの試合はおそらく去年のベストゲームでしょう。今回も首位の神戸にぜひ競り勝って、振り返った時に今シーズンのターニングポイントと言えるような痺れるゲームとしたいところです。

首位・神戸との勝ち点差は12。

一般的に追いつける勝ち点差は、残り試合数と言われています。残りは12試合。つまり、これがギリギリ、ラストチャンスだと思って臨むぐらいの覚悟が必要です。本当に大事な試合ですので、ぜひポイントとなる見どころを読み込んでから、試合に臨んでください。

なお前節のレビューはこちらです。悔しい結果になりましたが、良かった部分と反省点を冷静に精査したい方はどうぞ。

今回のプレビューのラインナップはこちらです。


では、スタート!!

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