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焼き鳥 大雅

割とウェイウェイな客層とは裏腹に、個人的に有線のチャンネルのチョイスがピンポイントで刺さる。年代的に。

和歌山の紀州備長炭で焼く焼鳥。
若い大将とスタッフの二人だけでやっているようで、割と忙しそう。


クリムチーズを添えたいぶりがっこがお通し



カウンターの椅子が微妙に高過ぎて腰が痛くなるのと、メニューの麦酒とは名ばかりに、麦職人(発泡酒)が出てくること、泡盛がボトルのみでグラス売りしてくれないのがマイナス点。
あとは最高なのだよなあ。なんとも微妙だよなあ。

ちなみにビールと謳って発泡酒を出すお店は割と沖縄では普通にあるようで、個人的には違和感しかないのだけれど、これも文化か、と郷に従っている。

キモ(レバー)


それはともかく。
この店のレバー(キモ)は串も勿論、一品物としてメニューにある「レバーのごま塩」という品も無茶苦茶美味かった。ちょっとたまげちゃった。

レバーのごま塩



こころ
ずり
なんこつ
きも
せせりみ


ちなみに、つくねを食べると、その店がわかるらしい。

月見つくね
おそらく生から注文受けて形つくって焼いているのではないかというつくね



一杯目はとりあえずビールで、そのあと冷酒に。
このお店の日本酒は奥の松 吟醸と辛口。

枡に表面張力ぎりぎりまで注がれるのでこぼさないように気をつけて呑む


両方飲んでみたけれど、うむ、吟醸の方が好みだなあ。

辛口の日本酒、というのが、口に含んだ刹那にやたらと舌がビリビリするようなアルコール感のことを言うのなら、割と昨今の辛口信奉はどうかと思う。

福島のお酒「奥の松」



町田に住んでた頃、このルーチンを繰り返すパターンで毎週のように焼鳥屋に部下を連れて行ったなあ。
希少部位と純米吟醸しか注文しない生意気な部下だったな。
なんてことを「女ぎつね on the Run」を聴きながら思い出していた。

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