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音連れ

寂れに寂れた、まあ昨今の日本の地方都市では見慣れた情景であるシャッター通り。

おそらくかつてはそれなりに人通りも多く賑やかな商店が並ぶメインストリートだったはず。そんな目抜き通りの一画に下がる杉玉。

日本酒バーなので当然ながらメニューには全国の銘柄がずらりと。
しかしいわゆる地酒、酒どころ静岡のお酒は地元であるにもかかわらず皆無。
そこらへんにこの店のこだわりというかポリシーというか、強いメッセージ性を感じるわけです。

木村カエラを彷彿とさせる店主が差配するキビキビとした接客が好ましい。


日本酒と料理とのマリアージュをなによりも重視しているように見受けられる。

メニューをつらつらと眺めていると、え?これと日本酒が合うの??という料理が並らんでいるのだが、いったいどんな味の組み合わせになるだろうとワクワクしてしまうような、そんなお店。

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