見出し画像

本を読む理由

「なんで本を読まないといけないの?」
生徒から聞かれることが多い、この手の質問について…

「本を読めば好奇心が旺盛になるよ!」


このように生徒たちには伝えています。これって、どういうことか?
もう少し詳しくお伝えしたいと思います。

読書をすることで得られる「言葉を知る」という事を話しています。
例えば、何かある動きをしている物体を見た時。その物体の動きを表現するための言葉を知らないと、どうなるか?

自分の頭の中に「物体の動き」を記憶する事が難しいと思いますし、他人とその動きについて共有する事が出来ません。つまり、友だちと物体の動きについて語り合う事も出来ないということになります。

自分の今の感情を言葉で表現できているか?


「ボク(ワタシ)は、ワクワクしているのかハラハラしているのか?」自分が感じている感情を言葉で表現せずに頭の中に残しておくことは可能でしょうか?言葉で表現できていないモノを留めて置くことができるのでしょうか?(情景として留めておくことは出来ると思いますが…)

頭の中に言葉として感情を留めておき、その感情を他人と共有する。
そのために、新しい言葉をドンドン身につけるべきであると考えています。だから、「本は読むべき!」とボクは伝えています。

本をたくさん読んで、使える言葉を増やして…
自分の感情を言葉で表現する。
他人と感情を言葉で共有する。

そして、どんどん「感じる力」が増していくと考えています。感じれる力が増えてくれば、いろんなモノに興味が湧いてくると思いませんか?

言葉を覚えたての幼児のように…
いろんなモノに興味が湧き、好奇心旺盛に生きてほしい…

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?