寺の門 写実画と装飾画 動画あり
日本の古い寺の門を題材に、写実的な水彩画1枚と装飾的な水彩画1枚を描いたときの描き方の違いを説明します。
これらの絵の元の写真は、「unsplash」 (https://unsplash.com/) から採ったものです。扁額に「金閣苑」とあるようですが、どこの寺かは確認できませんでした。どうも金閣寺とは関係なさそうです。
元の著作権フリー写真(↓)
この写真から描いた、写実画のための下絵は次の通り:
建物の左右の木は省略しました。
完成した写実的な絵は次の通りです。配色のバランスを考えて、門の瓦の色はうす薄い青色にしました。
一方、装飾的な絵は、次のような、線が濃い下絵を使って描きました。
その上から、左右の木と手前の女性だけ色を塗りました。明るい部屋に飾るなら、この絵のほうがよさそうですね。
これらの描画過程を記録したのが次の動画です。
『寺の門 写実画と装飾画 / Realistic/Decorative Temple Gate』 (13分26秒)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?