「知っている」ことでも、「感じている」ことの方が案外大切かもしれない
指しゃぶりをする孫の姿を画面越しに眺めていて、懐かしい思いになりました。
あぁ、娘たちもやっていたなぁって。
すると横で妻が、
「指しゃぶりをしているね」と、言ったのです。
「そうだね」と、笑顔で画面を眺めながら答えました。
画面から娘の声で、
「そう、自然で成長に必要な行動だって、お医者様から教えていただいたから、許しているの」とのこと。
最近のお医者様は、「そう」おっしゃるんだなぁって、頷きながら思ったのです。
そうなのかなぁ?
と言うのも、私が若い頃に言われたことと違うから。
いやいや、正確に言えば、その頃だって「いろいろな説?」が説かれていたのかもしれませんけど。
今は本当に便利な時代になっていますね。
インターネットや本、そして、あらゆる専門家がいて、すぐに知識を得られる時代です。
そして、それを信じて行えばよい訳ですから。
でも、
それにとらわれて、育児で悩む若い親がいても誰も責任を取らないだろうに。
しかし、孫はかわいいわ。
指しゃぶりで感じること。
赤ちゃんだから「まぁ、かわいいし」になるけど。
そもそも指ってしゃぶるもんなのだろうか?
良い悪いじゃなくって「違和感」があるなぁ。
違和感をそのままにしない生き方の方が幸せかも。
そんな理屈っぽいことを、画面を眺めながら思っていました。
あらためて思うことは、
私たち人間って、「芸術する力」を神から頂いた存在だということ。
そして、関りから
「芸術になっているだろうか」と、気付く力が備わっています。
知識先行で頭でっかちになってしまい、バランスを崩しても変えられず、悩むことになる危険がいっぱいかもしれません。
育児で悩む若い親が多いと聞くと、便利な世の中だけど悩ましいことだなぁと思うのです。
続きは教会で!