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「好き、やりたいこと」が活力になる話。ホーチミン(2)

何故か旅行時は遅寝早起きが出来る、、、


前日就寝したのは、2時過ぎでしたが、旅行をしている際はなぜか早く起きられるもの。6時過ぎには起床。30度を超える中、前日20kmを歩いたとは思えぬ程に疲労感はありません。旅行時にすんなり起床できる習慣を日常の東京での生活でも自然と取り入れたいものです。

朝食

朝食はホテルのビュッフェを頂きました。朝食の会場は上層階にあり、朝日をバックに、サイゴン川を一望しながら朝食が取れます。サイゴン川より南方は高層ビルも少なく、まだまだ開発の余地がありそうでした。

朝食会場からサイゴン川を望む


ビュッフェ形式ですと、ついついお皿一杯に料理を持ってしまうのですが、旅行中は食欲が旺盛でない私の場合、そんなに食べられるはずもなく、半分以上残してしまいました。申し訳ございませんでした。

これがベトナム料理なのかはわかりませんでした。

戦争証拠博物館へ

朝食を食べ終え、7時半にはホテルを出発。ベトナム戦争を綴る戦争証拠博物館へと徒歩で向かいます。

ホーチミン像
朝のドンコイ通り、夜と打って変わって、誰もいません。
謎のダンスをしていたキャラクターの方々と。


戦争証拠博物館

戦争証拠博物館は、その名の通り、ベトナム戦争に纏わる博物館です。ベトナム戦争やその周辺のお話を書いてしまうと、止まらなくなってしまう気がするので、
現地で撮った静止画を掲示させていただきます。

枯葉剤が撒かれた後
枯葉剤による後遺症を有された方々
戦争時の日本からのエールが掲載されたゾーン
博物館全体
統一会堂

 南ベトナム政権時代に独立宮殿と呼ばれた旧大統領官邸が「統一会堂」で、1975年に南ベトナム解放軍の戦車がフェンスを越え、統一会堂に突入したことにより、ベトナム戦争は実質的に終戦しました。この建物は「ベトナムのホワイトパレス」と呼ばれ、一般公開もされているとのことでしたが、今回は時間の都合で遠くから眺めるのみでした。

750円で買わされたナッツのジュース笑

このお兄さんには半ば強引に手にココナッツを持たされ、「飲んでいいよ」と言われ、つい勢い余って飲んでしまったら、750円請求されました笑。
日本語で「安い」を連呼してましたが、普通に高いです笑。大した金額でないので、抗議はしませんでしたが、ネガティブな気分で頂く飲み物は値段に関わらず美味しくないですね。飲食は値段や質以上に、その時の感情によって味覚が左右されることを学びました。

ベンタイン市場
お土産を買うならここが良いかと。空港からのバス停の終結でもあります。
サイゴンスクエア

サイゴンスクエアは高島屋の目の前に位置し、お土産や雑貨、洋服が沢山販売されています。高島屋の前に位置するというロケーションが混沌とした東南アジアらしく、印象的でした。

西側から見るベンタイン市場
昼のドンコイ通り。相変わらず、誰1人いません。
昼食で食べたフォー。

空港へ

空港へは、ベンタイン市場の目の前にあるバス停から152番のバスに乗車し、約20分程で到着しました。たいして荷物がない方は、75円程で空港までアクセス可能なので、オススメです。

152番バス
到着ゲートを上から
時間があったので、ここでブラジルの旅程を考えていました
ウォーターサーバー。何気にこういった気遣いがある空港はポイントが高いのです。

ゲート内では、ひたすら帰国後次の旅行のスケジュールを考えておりました。ゲート内は非常に快適でしたが、wifiの精度はあまり良くなかった記憶があります。
また、出発時にゲートから搭乗までのバスへの移動の際に、手荷物の重量検査をしていたので、慌てて半袖半ズボンから中に詰め込んでいた長袖の衣類を着込みました笑。

自分の欲求に素直になることの大切さ

ホーチミンは僅か2日(時間的には1日弱)の滞在でしたが、非常に活気に溢れ(直近の合計特殊出生率は2.05)、年少人口+生産年齢人口は約90%と若者が多く、将来性も豊か。繰り返しになりますが、経済成長の真っ只中といった雰囲気を歩いているだけで感じることができた気になりました。

但し、個人的には初日夕食をともにした84歳の男性の行動力、旅行に行きたいという欲望に素直になる姿が印象的でした。社会人になり会う頻度も減る中、コロナ禍で面会もできない中身の回りの親戚が相次いで亡くなっていった3年間。
70歳を超えると人間は急速に老いていくと親戚の死を間近にし、実感した身としては、84歳になっても1人で1ヶ月海外を周遊したいという欲望があること、また年齢や体力の衰えを言い訳にせずにそれを実行することの大切さを学んだ気がします。

何が言いたいかというと、自身の感情(特に希望や欲望)に素直に従うことが、長生きや健康の秘訣なのではないかと感じました。また、コロナによって特に高齢者は外出機会も減少したかともいますが、仕事もない中で、外出もせず、周囲のコミュニティーなき日々を過ごすことは認知症や肉体的な衰えのリスク、他の病の発病リスクを増加させるのではないかとすら感じました。

私はまだ25歳なので、以前に比べ顕著に身体的な変化は見えないのですが、年齢を重ねれば重ねるほど、過去の人生の積み重ねがあらゆる形で見える化してくると思います。若い時期に膝を酷使すれば、老年期は歩けなくなってしまうかもしれません。現代では皆あらゆるストレスを感じながら、日々を過ごしていると思いますし、全てが自信の思い通りにいくわけではないですが、私は84歳になっても自身の欲望のままに海外に行くことは出来るでしょうか。新しいテクノロジーに順応し、それらを使いこなしながら、若者の話相手になることは出来るでしょうか。

年齢を言い訳にせず、想いや欲求を行動に移し、実行し続けられるよう頑張りたいと思える出会いがあった、ベトナムはホーチミンでした。

最後まで御精読頂き、ありがとうございました。

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